感じておられる通り、市販の道具は残念な方向へ
毎年進んでおります。
販売量、コストなど、ゴルフクラブという趣味、娯楽のモノを販売しておきながら
売り手の思考(指向)はユーザーの方ではなく、株主の方ばかりを向いているように思えます。
特にNS等、軽量スチールが発売されて以来
ヘッドの重量やウッドのシャフトまでもが
それを軸に動いていて、クラブによってゴルフショットやスイングを覚える
ということから、どんどんと離れて行っているように思います。

弊社のゴルフクラブは
市販のモノとは全く逆指向でございまして、
「スイングはクラブからしか学べない」というのを基本モットーに
出来る限り重たいヘッド、出来る限り柔らかいシャフトを使い
短いクラブ、大きなロフト、を採用しております。
<クラブ>
・アイアン(ウェッジを含む)もウッドも違和感なく打てるクラブ
ある一定の指向性をもって、クラブ創りを20年しておりますので
ドライバー〜ウッド〜アイアン〜ウエッヂ〜パター
までの流れ(統一性)には自信を持っております。
クラブの形状、用途が変わるということは、打ち手がそれに対応するのではなく
同じようにショットをすること と思っておりますので、
番手によって、何かを変えるようなクラブは出来る限り排除したいと考えております。
・多少のミスを許容してくれるクラブ
ゴルフクラブではミスへの寛容性という意味で「慣性モーメント」という言葉が
良く使われますが、この言葉そのものが重量を指しております。(物理用語という意味で)
勿論、ヘッドの重たいクラブを持てば、魔法のようにすぐ出来るわけではありませんが
ラフやバンカーなどの、ボール以外の負荷もかかるゴルフショットでは
ヘッドの重量が多い(重い)ということは、すなわちミスへの寛容性も高い ということだと思います。
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