【重心距離】 ヘッドの重心… 重量の中心点
 そこから、シャフトの中心線までの垂線(垂直)な距離。


重心距離の短いモノはフェースが返り易く
操作性に富みます。長いモノはリストワークが使い辛いですが
スウィング軌道は安定しやすく、スピン量が増えるため
ボールが上がり易く、かつ止まり易くなります。

重心距離に対するこの解説では
まるで スウィング(クラブ扱い)ではフェースターンが
必須条件...のように書いてありますが
それは 全くの間違いです。

20090801 2009_09_02_14_54_45-78フレームショット

昨日かきましたが 重心距離はその言葉の通り
重さ に対する一つの指標ですから
重心距離の数値が大きくなれば 運動上は
ヘッドが重くなったのと同じですし
そうなれば ヘッドを回転させると言う
不自然な、そして不必要な動きはし辛いのは当然ですし
同じく重心距離が長くなれば、ヘッドが重くなりますから
全体の動きは一定になり易くなります。

極端な例ですが
250gのヘッド重量の 150ミリの重心距離のクラブと
150gのヘッド重量の 250ミリの重心距離のクラブとは
その実質ヘッド重量の作用は似ている と考えても
間違いではないと思います。

スピン量が増えるのも 実質ヘッド重量が増えるので
ボールを破壊/打撃するエネルギーが増えるから
作用する訳で まるでフェースターンがし辛くなるように
誘導する文言は ちょっと恣意的に感じます。

クラブヘッドには ある一定の法則があります。
フェース面で言えば ヒール側よりトゥ側の方が高く
なっていますし、ソール面もトゥ側の方が
厚くなっています。

ですから 重心距離が長くなる というのと
重心深度が深くなる 重心高が低くなる というのは
繋がりのある部分で 重心距離が長くなると
あがり易くなり、スピンが増える と単独では
言えない部分なのは、業界では当たり前の事で
それを さも単独の作用に書くのも ある種
悪質に感じてしまいます。

フェースターンと言う動作が 絶対である
という意味合いが強く含まれていて
ゴルフを憶えて行く過程の方にとっては
このように書かれていることは致命的な
迷路への案内 になってしまうと思います

ゴルフは始められる方にとっては
他のスポーツや娯楽に比べ、ややハードルが高く
始めのうちは レッスン関連の本や雑誌を
一生懸命見てしまうモノです。

遊びの用品カタログというのは、大人であっても
ワクワクドキドキしてしまいます。
まして 無料ですから 簡単に手にします。

ゴルフ用語や用品用語を憶えるのも 楽しみの一つ
と言えるのですから、そこに恣意的な使い方を
含ませるような文言を入れるのであれば
正しいものでなければ、読んだ人、見た人にとって
害以外の何物でもなく、後からそれを補うには
多大の労力と時間、お金も必要とします。

弊社のお客様にはいないと思うのですが
多くのゴルファーは 誰か他人の言った、書いた
言葉をさも自分の意見のように口にします。
それが あたかも 自分で調べ、体験したような
言い方で。。。

出来れば 弊社のクラブを通して
ゴルフ用語を覚えて貰うのではなく
ゴルフやクラブの扱い方を味わって
自分から産み出して貰いたいと思うのです。

長い歴史の中で、先人達の作り出した知恵や知識を
年月を経て、感じ取って頂きたいのです。