多くのレッスンでは ダウンスウィングは
下半身から始動する とあるけれど
簡単にゴルフを覚えていくのには
実は その定説は 無視して取り掛かるべきだ

仮に 準備万端のトップオブザスウィングが出来た としよう

Img_001

体の構造上
軸になる背骨と土台になる両脚の関係上
体が正しく右を向く姿勢を取ると
自動的に右の脚の上での行動になる

そこまでは理解出来るだろうか…

成人男性だと だいたい体重は70キロ位
この8〜9割が右足の上に掛かっている

ここで 下半身
ま 意味合いとしては 脚 だと思うけど
その脚から 運動を始めた場合

体重の掛かっている右足は
人間が本能的にバランスを取る為
過激な 素早い動きは 取りづらいだろう

あえて 右脚を動かすとなると
右膝を折る 位しか出来ないだろうから
これでは 軸足への負担が大き過ぎる

クラブも含め ベルトから上でも30〜40キロの
重さがある訳で 右膝が曲がる = 下がるのだから
ベルトから上は 写真上で 右 → 左 へとは
移れなくなってしまう
Img_001
多くの人が この場面で
右脚の蹴り → 回転 を行う訳だけれど
この写真から想像して貰うと良いけれど
ベルト付近の腰部 を回せば
ダルマ落しのちょうど中ほどを回すことに
なるから やはり 上部は右に残ってしまう

体が横に くの字 (この場合は逆くの字)に
折れてしまい 右サイドが下がるのだから
その対になる 左サイドがあがってしまう

ボールに届きにくくなる上に
例え ボールに届いても そのくの字分と同等に
ロフトは増えてしまうので ボールは飛ばない

運動そのモノも あちらこちらに忙しさが分散してしまい
急いでいる割には ヘッドそのモノを
ボールの飛球線方向に動かすスピードには成り難いだろう

多くの人は 右脚の蹴り を やや上方向に取るので
その動きは強くなり その蹴りの力を回転
しかも 右軸を残したままの回転にするのだから
更に複雑化する

アドレス時の正面が出来ず いきなり左向きに
なってしまうので 高さだけでなく 遠近感も
左サイドにとっては ボールから離れる傾向にある

回転 と 体重移動 
これに箱根細工のような矛盾を感じている人は
是非 一度 この部分を考察し直して貰いたい

クラブヘッドを振ってしまう人
フェースをローテーションさせてしまう人

実は多くの人は それ そのモノを望んでいないようだ

望んでいないけれど 仕方が無いから行う

実はその要因のひとつが この動きにあったりする、
  もしくは 動きの順序 にあったりする

クラブを動かさずに ダウンスウィングの始動を
完全な脚任せ  …特に右脚の蹴り→複雑な回転
にしてしまえば この動きは大変難しい上 忙しく
ボールを打つ 当てる 目標方向に打つ 飛ばす
そんなショットそのモノの目的達成の他に
自分を守らなければいけない バランス感も必要になる

Img_005あえて クラブを動かさずに始めた動き
あまりに煩雑な為
クラブを動かす時期を失ってしまう

クラブはよりロフトも増え
向きを全く変わり
そして 重く動かし辛くなっている

本当に 左への体重移動なんかも含め
クラブを動かす為の
俗に言う クラブを降ろす 為に行った筈の
下半身主導なダウンスウィング
本末顛倒・・・ よりクラブを動かさなくしてしまう

体は 左を向きかかっている
体のラインも 左サイドが上がり始めている

このままでは クラブはより体の右サイドに残ってしまう

☆ここには ヘッドはインサイドから入れろ!
 みたいな この行為を肯定する考えも含まれるだろう


もう ここまで来たら
あとは 腕回りの動きでクラブを出してくる他
ボールを打つ方法は無いと思います

下側だった右腕を 上側に変える
腕を捩じる動きを使って ボールを打つ他 選択なし

体の左サイドがボールより遠ざかりつつある上
腕のローテーションでクラブを動かせば
クラブヘッドの円弧は 急激に内回りしまうから
ボールは右脚寄りにセットして置かなければ
届かなくなる

ボールを右に置けば
テークバックを含め
インパクトまでの時間は短くなるのですから
より一層忙しくなる

ボールを右に置いて
左サイドを遠ざけながら フェースターンすると
強い球なら左に 弱い球なら右に 
  とはっきり分かれます

こうして 多くのゴルファーが
本来のターゲットよりも やや右を向いた
スタンス、セットアップをし
意図的に 目標方向に 引っかけを打つ
そんな 打法を生みだしている訳です


個人的に感じるのですが
何故 ここまで クラブと言う存在を無視するのでしょうか
クラブを従属させるような打撃方法では
当たり前ですが その機能は発揮してくれません
自分がまず こう動く
そして クラブをこう動かす
と考える前に
クラブには その形状的特性から
動きたがる方向や姿勢が有る訳で
クラブの姿勢によっては
その動きを助けてくれる場合や
その反対の邪魔をする場合もある訳で
多くの人が
ナイスショットの感触は
大体の場合、クラブが軽く
想い出しても どう動かしたか
良く分らない・・・
いつの間にか 誰かが替りに
打っちまった?の? って感じ…
う〜ん どうやったんだろう って
 そんな体験してるでしょ?!

クラブが やたら重い状態
素晴らしいショットを打った経験って
あんまり 無いんじゃないかな?!