一番飛ばないパターン
ロフトを寝かし、ヘッドを上から入れるパターン です。

よく初めていらっしゃったお客様が
ゴルフの話をしながら、手のひらでアプローチのイメージを
出している時のあの感じです。
文章で伝わるかどうか分かりませんが
ヘッドを動かす軌道、動かす面に対し
手のひら=ロフト をなぞって、それに沿って動かしてくる
あの感じです。

ロフトの概念って
ちょっと単純に説明するとこんな感じです。
アドレスに対し、上がっていくときはマイナス
下がってくるときはプラス

その分、ロフトの効果が増えます。
ま、厳密にはそれが 打ちだしの角度とスピンに分散するので
そのままロフトって訳ではないのですが…。
エネルギーの元になるのは質量です。
その質量は そのヘッド重量とヘッドスピードの積算 ということになり
エネルギー総量を一定とすると
何かが増えれば、何かが減ります。

スナップショット 4 (2013-06-02 23-16)

ロフトを寝かし、上から入れてくると
スピンと打ち出し角度双方ともに多く、高くなり
そのぶん、ボールのスピードが落ちてしまいます。
ロフトがとても寝てしまっている場合、
ボールに勢いもなく、スピンが息切れすると
直ぐに落下してしまい、飛びません。

しかも、悪いことに、ロフトが寝ている というのは
フェースが空を向き気味になります。
ダウンスイング〜インパクトの進行方向に対し
シャフトよりもヘッドの重心位置が右、後ろに位置することになり
クラブヘッドの重量が動作に対し、ブレーキになるので
体でクラブを動かしていようが、腕で動かしていようが
ヘッドスピードが上がりません。

ボールには右回転が入っていますが
分母になる縦回転が多く、曲がる弾道にはならない。
ただ、ゆる〜いてんぷらのように飛ぶか、
ロフトが寝過ぎていると、浮力も得られず
中途な高さの遅い球になります。

フェースも開く、シャフトも寝る となると
スイング中のクラブの重さはとても重いものになります。
特にダウンスイングではどこかの箇所で、急激に重くなったり…。
が故に、切り返しやダウンでの力み というのが
当り前になってしまっている可能性も否めません。

スナップショット 5 (2013-05-13 20-43)

クラブの重さによる消耗度も激しいので
ラウンド中途からへばり、煽り打ち
クラブの重さに負けて、右サイドが下がると言う変化も
往々にして見られます。

原因の多くはテークバックに有り
テークバックのリズムを遅くすることが苦手。。。
というのは一つの兆候です。
アドレスから遠心力を使って、ぱっと左手を振る、ヘッドを振る
と言うパターンの人が、このクラブ扱いに成り易いです。

タイミング(リズム)とか、感覚の部分を無視させて貰えれば
改善は比較的容易で、テークバックを左手で始動せず
右手で動かす感覚、右ひじでクラブを移動させる感覚を掴み
右ひじをしっかり上げる、というか体から離し
外に張って、グリップ〜クラブを概ね体の幅に収められるようになれば
かなり改善します。
馬力はあるので、一番劇的な変化が起こる と思います。

問題になるのはリズムで、スイングテンポを大切にしてきた可能性が
少なくないので。。。この場合は速いテンポと言う意味ですが
ゆっくり体を動かす、ゆっくり始動する というのに
慣れないといけないと思います。