ドライバーはクラブの中で、買い替え頻度の高いクラブです。
この30年、特にチタンドライバーが発売されて以来
買い替えるたびに、大きくなる体積、と言うのが常でしたが
それもルールにより制限が加えられました。
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1995年は発売された ドライバーの平均体積は 230cc
2000年に発売された ドライバーの平均体積は 292cc
2005年に発売された ドライバーの平均体積は 
413cc
今では 多くのモノが 450を超えます。

縮小系の黒中心のヘッドを、膨張系の白に変えることが
視覚的な、ヘッドの大きさを感じさせるんでしょうか。。。

まあ 好みも有りますし、色々な色が有っても
それはそれで楽しいのかも知れません♫
…個人的にはあまり好きではありませんが

ただね、ちょっとこの白いヘッドって言うのは
お薦めできない理由があるんですよ。

昨今、スウィングは「ヘッドの軌道」「スイングプレーン」ブームでしょ?
ネコも杓子もスイングプレーンばかり
ゴルフ雑誌はその単語抜きでは、ページを構成できないほど。

それを素振りや練習で気にするのはイイと思うのですよ。

でも、現場に行ったら、スイングなんか気にせず
楽しんで欲しいですし、例え、結果が良くなかったとしても
そこでスイングを考えても、ましてや「
ヘッドの軌道
」など
考えても、より「はまってしまう」と思うのですよ。

従来の黒系のヘッドで有れば、自然な緑の多いコースでは
ボンヤリとしか見えませんし、残像効果も少ない。。。

しかし、それが緑とは「
反対色
」に近い白となると
その残像効果は少なくないと思うのです。
それが気になり始めたら、コースでは良いことは多くないと
思うですけどね。。。

ヘッドの軌道、と言う意味では
それは立体の三次元の動きな訳です。
しかし、自分の目で見る「軌道」は
俗に言う インサイドアウトとか、アウトサイドイン
という 平面上のコトを指していて
どういう入射角度であるとか、円弧の大きさであるとか
は二の次になってしまうような気がします。
まして、いつも思うんですけどね
その細かい内容(ヘッドの軌道)よりも
その言葉そのものが ”スイングプレーン” 
ヘッドは円を描いて使いなさい ってことを
案に洗脳しているような気がしてならないのです。
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なんだか 用品業界とレッスン業界がタッグを組んで
スイングプレーン説を擦り込もうとしているような…
そんな穿った見方をしてしまいそうです。

日本だけに限りませんが、PGAとか、USGA、JGA
のような業界団体は一見、独立した団体ように思えますが
基本は、ゴルフメーカーの支えで存続している団体です。
それが スイング論/販売するクラブ 一体で考えて
展開すること自体は至極当然のやり方ではあるのですが、
ユーザー(アマチュアゴルファー)の体を痛めたり、
過度に運動性能を要求するような方法論を
推し進めるのはどうかと思うんですけどね。。。
ゴルフ界をリードすべき団体が、
自ら プレーするアマチュアを絞っていくような
やり方は長い時間をかけて、業界を萎ませていくような
そんな気がしてならないんですけど…。
ひとつの選択としては良いとは思うんですが、
全体がその価値観しか植えつけないとは賛同し難い、です。

ゴルフのように道具を使いさえすれば
体力に関係なく楽しめる「ゲーム」を
アスリート化していく って矛盾を感じちゃいますけど…。