究極セットのウエッジはP/S、S/Wの
2本が入っていまして、これがとにかく楽しいのです。

その前に、先月、横須賀のお店にお邪魔しまして、
店主殿にはいろいろご馳走して頂き・・・
その他にも大変お世話になりまして、
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 


私にはウエッジに関するちょっとした思い出が・・・

もう、10年以上も前のこと、
いつものようにお店の打席でアプローチ・ショットを
やっていたんですが、その時のクラブが
共栄ゴルフの新作ウエッジでした。
前々から思っていたのですが、
共栄のウエッジは、どの機種もソケットと
リーディング・エッジの交わるヒールの部分が
普通に構えても、開いて構えても、
うすくアルファベットのVに見えます。
そのVの一番低い角の部分をボールに当てる というか、
Vの角でボールを引っかける感じで
打つと拾いやすくて、どんなライからでも
きれいに打てるような気がします。
そのヒールの部分の作り込みというか、
感じの出し方、構えた人への見せ方とか・・・
いろいろ考えて作られているんだろうな〜
というふうに思っていました。

 そのことを店主殿に「やっぱり、
共栄のウエッジはこのヒールのVの感じがいいですよね、
どんなライからでもボールが拾えますよね?」
と言うと、「それ、ポケットってゆうんだよ!」
と一言、そうです、その時まで私は、
ウエッジのポケットという言葉を知りませんでした。
初めて聞いて「言い得て妙」と感じ、
他のメーカーのウエッジを見るたびに
ポケットに目がいくようになってしまい、
「やっぱり共栄しかない」と思いを新たにしたものでした。


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 そこで、今回のセットですが、
いや〜いいですね〜!練習場で実際に打って、
ポケットでボールを拾える感じが
より進化したような感じで、
つかまり過ぎることもなく、
つかまり加減が絶妙というか・・・
これだと手先でボールを捕まえに行くことは
全くないことを強〜く実感しました。
また、切り返しの直後の早いタイミングで
グリップが左にずらされるのですが、
そのままフォローまで左グリップを
抜いていっても、ボールがつぶれてフェイスに
乗っかり低く出ていきます。

また、このウエッジのバウンス角は、
インパクト時のヘッド姿勢を入射角に沿うよう
保持してくれ、より直線的な動きになるように
作用してくれているようです。
これだと、左右はもちろんのこと
縦方向のフェイス・ローテーションも
絶対にやっちゃだめだよ!

教えてくれる先生みたいなものです。感服しました(^0_0^)。

 

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 その際、知り合いのお客さまが
HBS-10改アイアンと365ウエッジのセットを
取りに来店されましたので、
その出来たてのS/Wを試打させて頂きました。

お店の打席で的のセンターに向けて
シャフトが地面と平行になるぐらいで
切返すアプローチ・ショット、シビレました。
・・・ダフったわけではありません。

きれいにインパクトして低い出玉で、
ゆっくりとした球速で、
ゆっくり回転しながら、
ボールのロゴが見えるぐらいの
回転速度で的の中心に当たるのです。
えっ!これって!?
まるでP/Sの打出し角と低い球筋ですが、
球速はゆっくりでフワッとしていて
ボールの飛ぶさまは初めて見るものなのです。

打った本人は当然のこと、
そばで見ていた持主さんも
「エッ! こりゃスゲー!!」とびっくりしてしまいました。
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ヘッドがマットに触らずに
ボールだけ拾う感触や柔らかい打感などなど、
ひととおり楽しませてもらいました。
その後、365ウエッジに秘められた重量とか
バウンス角のことを説明して頂き、
店主殿の思い入れみたいなものを
感じたものです。
そういったことがありまして、
今回、究極セットのウエッジが届いたことは
私にとって一大事なのです。