溜めを作る
上半身を捩じる 捻転
これを 脚を使って体を回す
のでは 体の部位でも使う部分は大きく異なる

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完全に同じ場面ではないが
ジャックは脚のアクション
左足の踏み込み によって始まる
シフト(体重移動)&右回転の戻し

ということが ダウンスウィング〜インパクト
までの流れになります。

遼君の場合は 脚のアクションは使える状態
ではないので 捻られた背中を背中の力によって
巻き戻すのが ダウンスウィングです。

ここまで明らかに使う体の部位 違えば
日常で 鍛えるのも
ジャックは下半身重視
遼君は上半身重視 という事になるでしょう。

プロの場合は、良し悪しでなく
それは個性の差、選択の差なので
何の評価も出来ませんが、
アマチュアが歳をとっても楽しく遊べるのは
下半身重視のスウィングだと思います。

クラブを作る側からの目 でも
ジャックのスウィングであれば
年齢とともに ヘッドを重くし
シャフトを柔らかくし
年齢相応のロフト、番手構成にすれば
良いわけで、クラブセッティングについても
シンプルに考えることが出来ます。
反面、ヘッドの重さ差、シャフトの硬さ差
などを感じ取れるスイングですから
手抜きは許されません。

遼君のスウィングであれば
ともかくシャフトを硬くすること
ですから、シャフトの性能差は感じ取れないでしょう。
打った結果でしか、わからないと思います。
(ま プロはそれで良いんですけど)
ロフト構成や番手構成など
運動性能が年齢とともに落ちてきた際
それをうまく操る能力も同時に落ちて来るので
10年歳をとっても、20年歳をとっても
変わらないのかもしれません。
ヘッドは出来るだけ軽く
重心距離は短め、ボールを上げる性能は
クラブに求めませんし、
本来のミスの寛容性を利用しないので
クラブの「やさしさ」の意味が
ジャックのそれとは異なります。
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ゴルフクラブは本来 長さという面でも
片側の先端がアンバランスの重く、
打撃部であるヘッドは片側に偏重しているものです。
形も考えれば、捻って、回して使って
その利点を利用できるものではありません。
逆に言えば、それをしなくて良いように
偏重した、歪な作りであるのです。
ボールを飛ばすためや役にスウィングするため
スウィングのガイドにするために
ヘッドを重くしたり、シャフトを柔らかくすれば
捩じって振る人にとっては、動作その物への
負担となってしまいます。
逆に捩じらず使う人にとって
本来クラブが持っているはずの機能が
備わっていなければ、それもそれで負担です。

弾道などの結果の差を除けば
番手間の硬さのズレなどを感覚的には
感じ取れないクラブ扱いですので、
クラフトマン、チューナーとしては
手の抜ける 反面磨かれない、切磋琢磨出来ない
と言えるのでしょうね。

使い手、作り手ともに成長できる関係
というのが築けない というのは
何とも言い辛い ところです。
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アマチュアにとっては 首(頸椎)も
含めた背骨というのは とても とても
大切な部分です。
遊びである、楽しみであるゴルフのために
そこを痛めるような動きは出来るだけ
避けるべきだと思います。
それを行っていいのは、それを酷使しても
稼ぎになるプロ だけのモノでしょう。