新製品のテスト、および試打の感想を。
  少々手前味噌ですが、、、


データ的にはこんな感じです。

6番アイアン
従来品    37.5インチ  ヘッド重量300g
       振動数 190cpm
       ロフト角度  32度
       バンス角度   2度

HBS-10改  37.5インチ  ヘッド重量318g
       振動数  174cpm
       ロフト角度  33度
       バンス角度   4度


GOLFsystemWORKS K99


従来品と打ち応え、使用感はかなり大きな違いが
あります。 今回はヘッドだけでなく シャフトも
リニューアルされているので その差も大きいと思います。


まずは 持った感じの重さはかなり違います。
従来品が軽量クラブに感じてしまう程です。
想像通りですが、ヘッドの存在感はすごく
視覚的にも ヘッドの厚みが2mm弱、増していますので
より一層そう感じさせるのかも知れません。

アドレス・セットから クラブを少々持ち上げると
新シャフトは 大きく撓り 垂れを見せて
硬さの違いも 更にヘッドの重さを感じさせます。

従来品に比べますと ヘッド重量の増加もヒトツの要因
とは言え、振動数的には15cpm程度の違いです。
通常の「市販クラブ」の硬さ(フレックス)の概念で
あれば 15cpmは ワンフレックス半 程の違い
なのですが、
振動数180前後の15 の違いは
振動数280の15 の違いと 同じではありません。
振動数1cpmの差は、持つ意味
 かなり大きくなっていると考えてよいと思います。

IMG_0006

ニューシャフトは従来品の GSW5 に比べると
振動数だけでなく 手元も緩み具合 も増しています。
始動時、切り替えし時にシャフトがグリップの下で
大きく緩む というか たわみますので
非常にはっきりした「シャフトからの指示」を感じやすく
クラブの行きたがる方向やタイミング も
より一層明確な感じがします。

今まで以上に オートマチック感が強く、
テークバック等 準備をしてしまえば
自動的に 打たされるような感覚を強く感じます。

今回は 以前常用していた ラムキンのパフォープラス
の在庫(既に数年前に廃版を大量在庫していた)が
終了してしまったので ラムキンのクロスラインミッド
を使っています。
少々、太い感じになったので慣れ は必要かも
知れませんが、このグリップの太さは
HBS-10改のニューシャフト、ヘッド重量を活かす
と思います。