手首也、肩也を使って行う 振り子のアプローチ
何度もしつこく書いているけれど
デメリットは 数多くあって メリットは無いに等しい。

振り子にした分だけ、シャフトの角度が変わる分だけ
毎度毎度ロフトが大きく動く
その時、その球上手く打てたとしても
次のショットはまた違うロフト、微妙に違うロフトで打つので
いま 上手く打てたショットの距離感は参考にならない。

また 振り子で打つと ボールの下側を
俗に言う「こする打ち方」になるので
ボールを打撃するエネルギーの多くが 回転に転化
されてしまう。
☆上に上がる☆横に移動する☆回転する
この3要素の中で、一番エネルギーを要し
一番 距離と比例でも反比例でもない
偶然の関係になり易い 回転 ばかりをつくることに
なってしまうのも距離感が身につき難い原因の一つ。

ちょっと変な表現だけれど
ボールの推進力とスピンの関係は クルマのアクセルと
ブレーキのような関係で、確かにボールが飛行〜浮遊するには
浮力としてのスピンは必要ではあるが
こと 大きなロフトのクラブの場合
そのロフトがスピンを生み出すのだから
それ以上のスピン(ロフト増)は 
無駄なブレーキを生み出すことになり
それが ボールのスピードや距離に対するブレーキに
なるのか、着弾時のブレーキになるのか 非常に読みにくい。
アクセルを生みながら、サイドブレーキで調整しているような
もので クルマであればいずれ故障してしまうだろう。

IMG_0068

ボールの底、ボールの一番下側の部分
練習場で言うと ボールとマットとの間に
ヘッドを通すというか 
入れなければならない ので
難易度も高く ダフリトップの狭間に 打撃があると
言って良いのだろう。

それが故に、コースではベアグランドであったり
ボールのライ というか状況下に非常に左右される
事になってしまう。

日本では 練習と言うか 生涯のボールヒットの
9割以上がマットの上であるが故に
よりその部分が許され助長してしまうのであろう。

また ボールには 自重45g強 というのが
あるのだから、多くの場合、芝の上に有ったとしても
ボールは軽く沈んでいる。
ボールの底を打とうと思っても
そこが隠されていたら、心理的にも難易度は上がる。

ボールは立体・・・球体であるのにもかかわらず
ボールと同じサイズのコイン(平面)を打とうと言うか
裏返そうとしているようなイメージで
アプローチしている人、少なくないのではないだろうか


sample 2009_09_29_23_49_15-964フレームショット

コスリアプローチを多用する日本のトーナメントプロが
外国のコースへ行くと、その沈んでしまうボールへの
対処を苦しんでいるのを見かける。
ボールの1/3が沈んだ状況で ボールの底を
上手く打つのは技術的にも、心理的にも大変難しい。

硬い地面のグリーンに向かって
必要以上のスピンをかければ 跳ねて 逆に
スピンが解かれてしまう
多くの日本のツアープロがアメリカ参戦の時に
飛距離と共に壁となるのでしょう