toe(先)down(下がる)

ゴルフに於いて、どちらかと言えば
忌み嫌われる言葉です。


と言うか「トウダウン」で検索すると
様々な見解が出て来ます。

「トウダウン」を善しとするか
悪しとするかはスイングによって異なるようです。

と言うと少し語弊があるかもしれません。


恐らく同じであろうスイングをしている人でも
必要とする意見と、不要とする意

見が有るようです。



「トウダウン」はどんなスイングをしても
多かれ少なかれ起こります。


一般的に言われている「欠点」は
トウが下がり過ぎる事によって、

ライ角が大きく変わる事でしょうか。

ライ角は方向を司る大切な部分であると
同時にロフトの一部でもあります。

つまり過剰なトウダウンは「悪」となる訳です。


では「利点」は何かと言うと、
編芯しているヘッドの重心点が直列化する事により、

グリップの延長線上で打てる事。

重心点のズレを考慮せずに打てる事。
そしてそれにより球に力が伝わり易くなる
事です。


つまり、オンプレーンスイングに於いても
丁度良いトウダウンは「利点」となり

得る訳です。

しかし、フェイスを開いて閉じるスイングの場合
と「ヘッドを動かさない」スイ
ングでは、

トウダウンが起こるメカニズムが
違ってくると思われます。


これも違うと言ってしまうと語弊がありますが、

オンプレーンの場合はフェイスを
開いた状態でトップを迎えて

一旦トウアップ方向にシャフトが撓ります。

その撓ったシャフトを撓り戻す事が
トウダウンの主力エンジンとなるはずです。


スナップショット 4 (2011-12-20 21-56)


そうすると、シャフトの撓り具合、
撓り戻り具合をコントロールしないと、

常に同じトウダウン量にはならないと言う事になります。


では「ヘッドを動かさない」スイングではどうなのか?

動かさないと言っても、外から見ればクラブ自体は
円運動をしています。

円運動をすると言う事は、遠心力が発生します。

遠心力は中心から外に向けて働く力なので、
重心点がズレたモノに働くと、

その重心点は中心からの延長線上に揃おうとします。

この力がトウダウンの主力エンジンとなる訳です。


つまり遠心力のみによってトウダウンが起こる場合、

「過剰なトウダウン」と言うモノは存在しないのです。

無論シャフトが十分に動かなければ
「トウダウン不足」は起こります。


この部分だけ考えても、どちらが簡単か分かると思います。


トウダウンと言うのはクラブが持つ「機能」ではありますが、

意図的に自分で操作するモノではありません。
操作した時点で複雑になってしま
います。


で、実際にどんな動きをするのか?

力の働き方を考えてみると、
グリップした状態でヘッドの重心点を引っ張る感じに

なる訳ですから、ヘッドを上から押さえて下に下げる動きではない。

結果的にトウ部分はダウンしていますが、
飛球線方向から見て直角に上下に動かす

意識を持つと意図的に動かそうとしてしまいそうです。


と言う事で、toe(先)down(下がる)
ではなくてtow(引っぱられる)down(下
がる)

と考えた方が良いのかもしれません。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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