いつも思うのです。
映像などの視覚情報を見る場合、
多くの人は 見えているモノを見ているのでなく
見たいものを探し求め 見つけよう としています。

今回の画像も大変 誤解の生みやすい ものですが
スウィングというのは クラブを扱う本人の
イメージ と 最終的な映像とは
 「当然」食い違いがあります。

最終的な映像には クラブの遠心力や重さなどの
不可抗力が加わる訳で、事前のイメージの中では
それが加わることを当然考慮しておかなければ
ならないのです。

例えば この映像

スナップショット 2 (2012-01-10)

本人は手を伸ばしているイメージでは無く
刷毛塗 の 肘のイメージそのものなのですが
結果として クラブの外力 外への膨らもうとする力
によって てが延ばされている に過ぎません。

逆に、ココで手を伸ばそうとすると
画像の方向にクラブは出ず、体に巻き付くような
そんな形になってしまいます。

本題に入りますが
この映像を比較ください。
スナップショット 1 (2012-01-10 17-56)

ショットそのものは 刷毛塗のイメージ
 そのもので行っています。
では この二つは…


スナップショット 2 (2012-01-10 17-57)

細かい事はさておき どれも 体が回っただけで
股関節から上には 大きな運動
アクションは 存在していない。

スナップショット 2 (2012-01-10)


僕からすると 前傾の無い素振りで クラブが
円弧を描いてしまう事が ナンセンスで
体の向きの変更と前傾によって
このような 斜めの円弧が出来上がる。

ジュラ紀 とか 白亜紀 みたいな
時間区分として ダウンスウィングとか
フォローなんて 呼び名はあるけれど
動作やアクションとしては フォローなんてものは
存在しないし それが出来ない人は
クラブの一番ダイナミックに動く、この部分を
腕さばきで行っているだけだし
体の向きの変更がほぼ活用されていない というコト。

腕と体を別々な時間に動かしているし
体を止める その反動で腕やクラブを振っている人
には この写真は正しく見るコトが出来ないだろう…