きっかけはある動画(youtube)でした。
http://www.youtube.com/user/HummingBirdSports?feature=mhee

その方の打ち方を見るとクラブ全体で
ボールを「押し潰す」ような動作が見て取れました。 


早速見よう見まねでその動きをなぞり、
軽くボールを打ってみるとなんだかいい調子です。


言葉にするのは難しいですが、
自分がイメージしていたトップからダウンへの
クラブヘッドの
「角度」がちょうど“90度”違っていた
感じです。 


『こんな角度で落としてボールが前に飛ぶのか』 

不安に思いながらも義父の手作り練習場で
フルショットしてみました。


最初は自分の左足を直撃しそうで、
ものすごく怖かったんですが、
身体が回転することを考えれば
必然的に飛球方向へボールが飛び出します。

しばらくはこのやり方でクラブを振っていましたが、
ラウンドではあまりいい結果は得られませんでした。


その後、ハミングバードブログを読み返したり、
「仕事」で横須賀
にお邪魔したりして、
自分の中のイメージを少しずつ変えていきました。 

非常にイジワルな店主は、
ちょっとずつヒントをくれますので
(ご本人曰くその人の成長に合わせているんだとのこと)
そのヒントを基に自分で考え、構築していかなければいけません。 


さらに時間が経過し、
今度は「クラブをその場に置いておく」
イメージが出始めました。

アドレスした状態から横方向にはクラブが動かない、
身体の中心に沿って上下させるイメージです。


例えるなら、下半身がゆっくりと巡航する
「航空母艦」で、その甲板にクラブヘッド「ハリヤー」
(垂直着陸できる戦闘機)が降り立つイメージです。


これはけっこういいイメージでした。
ラウンドではやっと三桁を切るくらいまでになりましたし、
ロングゲーム(特にドライバー)のミスが格段に減りました。


でもこの手法も自分の中で消化できない
部分がありました。
刷毛塗りのような短いショット(アプローチ・パター)と
フルショットの「繋がり」が無いのです。


このギャップをどうやって埋めよう・・・ 

大きな課題が残ります。


006


2011年9月某日。
今思えばこの日が「新悶絶先生」と
意思疎通できた分水嶺だったのかもしれません。


その日も午後から横須賀に訪問し商談開始。


この時のお仕置き内容が以下の通りです


9月○日 hbsメモ


*アドレスお尻を下げる⇒
 足首の角度を気にしながら膝を前に出す。
 あまり膝は曲げない。


*クラブのバックフェースをずっと見ているイメージ。


*クラブのトゥが上。ヒールが下。この姿勢を維持。


*グリップがボールを追い越す。
 クラブの重さでグリップを下げる。
 やや右(身体の向きに対して正面)に向けて。


*左へのシフトの大きさが飛距離に比例する。


 *左手の甲を下に向ける。


 *ボールを潰す。北極とレイキャビックを打つ。

 
 *左にハンドルを切る。

 
 *左肘を右肘で抑える!


*「ロフトの立ったインパクトを
 迎えるのが正解ならば、ロフトを開いて
 インパクトしてしまう何通りもの原因を
 潰していくことが正解への道」



*パターアドレスで自然に腕を伸ばす。
 左手が下にダランと垂れた位置。
 右手人差し指(掌底)で押す。左手は添えるだけ。
 逆オーバーラップは有り。
 ややフック回転が正しい。ショットも同じ。


上記の「左にハンドルを切る」とは
 テイクバックは車のハンドルを
「左に切っていく」イメージ。という意味なのですが、
 **これを運転中にイメージしてしまうと
   非常に危険ですのでお止めください。


そうではなくで、赤字のところ「ロフトの立った〜
という店主の何気ない呟きが“自分自身で考える”ことを
気づかせてくれた珠玉の言葉でした。


当時は気づきませんでしたが、
店主はよく「ロフトと修二は立てろ!」とか

「真ん中の直立脚を使え!」とか言っていたような気がします。

こちらの方が珠玉のお言葉でしょうか?(笑)

            続く