大分 下火になったというか
忘れ去られ気味になった話題 「反発係数」

ま これの源流になった考え というのは
インピーダンス理論 といって
ボールと激突物(ヘッド)の固有振動数が
近ければ 近い程 破壊エネルギーに
距離へのロスが少ない というコトなんだけれど

ボールと金属との 歪み率(ヤング率)には
小さな差異はあったとしても 200倍違う

こう考えてみると良い
4階の高さから 人間が飛び降りる…
  
…当然 実験はしないように!

落下地点が金属で出来ている
それが ステンレスであったとしても
チタンであったとしても 銅であったとしても
致命傷である。その差はほとんどない。

しかし 少々細工をして
しなっても破損しない金属の板を
スプリング等で空中に浮かせ
ある程度吸収させる仕組みを作ると
致死率やケガをする率は激減する
そんなところと考えてよい


その効果は 250ヤードの距離に対し
プラスマイナス 数ヤードの範囲の差…
何の意味があるのか…

BlogPaint

しかし そこにも クラブの使い方が
隠されていて その板で ハエを叩くように
ボールを打てば その歪みの意味も少ない
固定されたような向きのまま 移動するから
その効果があるのであって
それを「ヘッドを返す」動きにしてしまえば
その 反発係数の意味もほぼ薄れてしまう。


また 驚きなのかも知れないけれど
ゴルフクラブ史上 最大の反発係数を誇るのは
なんと パーシモンヘッド なのである。
反発係数の ルール上限は確か 0.83

これは単純に 1メートルの高さからボールを
落とした際 どの位跳ね上がるか と考えてよい
0.83は 83cm

パーシモンは どの機種も楽々 0.90 を超える
まぁ 反発係数のルールは 単純なる利権の問題で
ルール制定の理由の後付として 反発係数なる
言葉が創られたのだから この事実は永遠に伏せられる