悶絶クラブの際たる特徴は
ヘッド重量が重いコトにある。
軽量化し続ける市販のクラブヘッドに
比べると ウッド、アイアンともに20%以上 重く
しかも 双方ともに ヘッドの重心距離が長く
重心深度も深いモノを採用しているから
よりその効果が上がる。
それが また 市販のクラブに比べ
重いヘッドが装着されているとは言え
40%も柔らかいシャフトとの組み合わせ
だから 禁忌な扱い方としては
斜めも含め 水平方向、横方向に
肘から先の動きで動かすコト。
重く、柔らかいシャフトを
スウィングの動きの中で一番
その影響を受けやすく、小さな筋肉、関節で
扱おうとすれば パワーのある
デカい図体の車を細く、小さなタイヤで
扱おうとしているのと同じになってしまう。
また 前述のように クラブにとっての
上下 縦横 というのは
基本として 前傾姿勢のある上半身
(股関節よる上の胴体)を初期設定
しているので
上半身に対する クラブ姿勢を崩して
しまった瞬間に すべての機能は手動。
オリジナルのゴルフクラブの機能を失ってしまう。
クラブ、クラブヘッドと上半身との関係を変えず
上半身の持つ前傾姿勢/重力との関係
を変えないことが クラブの取り扱いの
絶対条件になる訳だ。
ただ 悶絶クラブを初期段階から
上手く使える人 と 長く悶絶してしまう人
には 悶絶クラブを手にする前から
動き というか 扱い方として
決定的に違うのは
やはり 利き肘の使い方 だと思う。
まぁ それも 繰り返すが
クラブ、クラブヘッドと上半身との関係を変えず
上半身の持つ前傾姿勢/重力との関係
を変えないこと そのモノを指している のだが
クラブを テークバックの時点で
左腕、左肩 で動かしてしまう
脚を使った 骨盤/お尻/秀二の向き
で動かすのではなく
左肩 左腕 で上げた時点で
すべては パー で
そこから先 何をやっても
クラブは重いだけ 使いにくいだけの代物、
どんなテクニックを使っても
人間の運動性能と反復練習以外では
同じ弾道を打ち続けるコトは出来ないし
同時に体を蝕む可能性は否めない。
クラブの向きを脚で変える。
そして その動きの軸になるのは背骨。
背骨を軸に脚で向きを変えると
その動きは大きく左、右の足の上に
体の身の部分(背骨よりも前の身の部分)
が来るので 結果的には 顔は大きく動く。
この動きを じっくりと ゆっくりと
アプローチのようなスピードで
覚えるのは有効だと思う。
一般的に 頭を動かすな という言葉は
ものすごく誤って伝播し
「顔(の表面)を動かさないコト」と
思われている。
しかし、体を安定的に支えられるのは脚であって
それは骨盤を通して 体を支える
頭や身の部分を不自然に動かさず
傷めない為の構造になっているのだから
それに従い 脚を動かし 背骨を軸にする
を出来るだけ守らなければならない。
他人の体を見れば分かるが
頭、例え 後頭部であっても
背骨の真上には存在しない。
厚みと言う部分で見れば 後頭部は
5センチも10センチも前にある。
であるから 背骨を軸にして
アクションをする際には
顔は勿論の事、後頭部ですら向きを変え
移動して 当然である。
顔を動かさない
というコトは 顔が軸になってしまうし
後頭部を軸にすると
人間には 感覚としても 機能としても
まったく 存在しない
厚みに対しての 真ん中位に
仮想の軸を作らなけれバならない。
骨盤や脚は その「仮想の軸」を
想定して 構成はされていない。
悶絶クラブでボールを打つ
コメント
コメント一覧 (1)
達成感との戦いに敗れる日々。
修行が足りんとです。