その頃から クラブの形状
クラブの歴史や変遷などにも
深く興味を抱くようになります。

さぁ、オタクの本領発揮です。

スウィング…クラブの扱いと
密接な関係のある 形状
そして クラブの重量配分

道具は その形状がそのまま
使い方を示唆している筈
 です。

ブラックスピーダーの特注では
もう 柔らかさが足りません。

「シャフト」ウッドのMDシリーズ
アイアンのGSW5シリーズの登場です。

IMGA0239

このシャフトを創る、採用する際に
凄く意識したことは
シャフトの 手元
グリップも含めた そのすぐ下の部分を
緩めてあげるコト
です。

一般に言われる 先調子 とか 元調子 は
シャフト全体の長さからすると 数%の違い
たかだか 4〜5センチのズレ でしかありませんし
クラブメーカーやシャフトメーカー に
よっては その基準値も異なり
グラファイトデザインの中調子と
フジクラシャフトの中調子では
フジクラシャフトの多くが ずっと 元調子です。

また シャフトによっては
手元の緩んだ 先調子もあれば
手元の締まった 元調子もあります。
要は しなり の一番膨らむところが 調子
と呼ばれるモノであって
シャフト全体100% に対し
70% 動くモノもあれば 55%しか動かない
モノもあるので 形状のほぼ似通った「シャフト」
と言うモノの 
カタログ上での差を出す為
だけの「言葉遊び」であって
それを もって これを選べ とか
このタイプの人は ☆調子 だとか
まったく シャフトやクラブの売り方
そして 
それ自身の知識のない
マニュアル販売
 でしか無いのです。

話は元に戻りますが
MDシリーズもGSW5シリーズも
手元を許せる限り 緩め
逆に先端は少々 締め気味 ですから
数値上は 双方ともに 
「先調子〜中調子」ですが
本当の意味での「生粋の元調子」のシャフトです。
ちなみに L型ブリストルパターに採用している
オリジナルシャフトも 同じ手元の緩み
共通する 運動性能を持っています。

シャフトの数値も ブラックスピーダーの
F-0 から始まる流れ通りの フレックスで
現在では F-9 F-10 F-11(ウッド)
開発段階では F-12 F-13 まで来ています。

振動数200cpm を切ってくると
「強度の問題」が出てきます。
元調子にすればするほど シャフトには負担が
大きくなります。
同じ振動数であっても 先を緩める方が
安い繊維で簡単に作るコトが出来ます。

コストで言うと 繊維の質を上げず
シャフト強度を上げるには
シャフトを太く テーパーをきつくすれば
それで 割に簡単に仕上がるのですが
テーパーをきつくしたシャフトが
シャフトの反応が手に伝わり難く
跳ねる動きが強くなるので
一発の飛びは期待できますが 安定しません。
また、伝統的なレトロさ
 が好きな私としては
キツイテーパーのシャフトが
あまり好きになれないモノで(視覚的に)
振動数を下げる・・・強度が下がる
そして それを更に 手元を緩める
という 殆ど禁じ手に近いコトに
トライしてきました。

ふんだんに
 高弾性の贅沢な繊維が使われています。
あまりの素晴らしさに ウッドは
その巻き具合を見て貰いたいので
クリアのみ 塗装をしていません。
俗にいう オリジナルの
 「ブラックシャフト」 です。

*ちなみに、ですが 強度の点において
発売以来 今日まで 通常の使用過程で
ウッド、アイアンともに 折れたモノは
皆無 です。 安心してお使いください。


手元の緩いシャフトは
徹底的に シャフトを捩じる動きを嫌います。

捩じる動きをしてしまうと
シャフトが暴れ 必ず 重心位置がシャフトより
右側にある クラブヘッドの偏重性が
強く出る結果になってしまいます。

そして、急激な加速、減速 を嫌います。

テークバック〜トップオブスウィング
の動きを スピードと言う意味ではなく
丁寧に 捩じらず 動かすコトが必要です。

ヘッド重量を破壊力の源 として使え
過激な加速や捩じりを入れなければ
手元の緩んだシャフトは 非常に許容性の高い
数センチの動きのミスには鈍感です。

慣れれば 落ち着いた 安定したショットを
一番 繰り返し易く
非常にリズム感の有るシャフトです。

また 手元が緩んでいるので
ボールに入ってくる ヘッドの入射を
上から取り易い上に 急激な跳ね上げ等が
無いので 安定した入射を取り易い特性を
持っています。

あまり 感心しない使い方 としては
ティーアップした ドライバーなどを
上がり軌道 しゃくり気味 アッパー軌道
で 打とうとすると その特性から
ロフトが無くなってしまい スピン不足に
陥ります。

低めの弾道 をお薦めしているので
そこら辺を勘違いしてしまうかも知れませんので
ご注意くださいませ。