昔 ジャンボ尾崎も言っていましたが
肘使いの達人が ショットの達人への一本道だと思います

千人

両腕の肘は ゴルフのスウィングで
痛めやすい部位の代表です
体の動き という観点でスウィングを作った際
体 体 腰 腰 みたいに考えると
 (一般的に言う 体って腰を同意語に感じられますが)
肘にクラブの重さや運動の負担のツケが回ります
そうではなくて
肘使いを主人公 に
体の動きを考えてあげる
そういう視点でもスウィングが構築できると思います

言葉で 文字で ニュアンスを伝えるのは
非常に難しいのですが
肘使い 特に 動かし方 よりも
動かす順序を考えた場合
早く動かすのと 速く動かすの では
大きく意味合いが違います

先日の記事をもう一度読んで頂きたいのですが
多くの人は 腕を一直線上にして
クラブが重くなっていくように 腕を伸ばしていこう
としていた のですから
遅いタイミングで 速く動かす 腕の感じを覚えています
*肘を伸ばすと クラブが体から離れていく
 クラブが離れれば 長くなるのと同じですから
 必然的に クラブは重くなっていきます

しかし 早いタイミングで動かすと
クラブが一番軽くなった状態で動かし始められる上に
ボールを打ちたい方向へと 重量のベクトルも働くので
速く クイックに動かす必要は一切ありません。

早く ゆっくりと 動かせば というか
きっかけさえ行えば 後は クラブの良い意味での
不可抗力が 腕の動きも司りますので
あんまり 自分で動かした実感は伴わないかもしれません。

s12

遅いタイミングに動かして 重量感タップリ
充実感タップリで 倍加するクラブの重さと戦うか

早いタイミングで 無気力感を伴い
あまり実感のないショットをするのか は

始めの一歩 で決まってしまうでしょう

スウィングを会得しようとすると
多くの人は HOW ・・・どうやってばかりを気にして
WHEN ・・・いつ というのを おざなりにしてしまいます

スウィングのタイミング とか テンポ という言葉を
よく口にする割には いざ スウィングすると
どうやって動かすか ばかりに気を取られていると
タイミングとか テンポ なんて 自分以外
クラブも含めた他力本願になってしまう でしょう。

逆に どう動かすかは 不可抗力の影響が大きいのですが
いつ 動かすかは 自分で決めやすいと思うのです

素振りでも いいですし 10メートルのショットでも良いです
まず 肘の動き クラブの左へのスライドから
打ってみる トライ して見て下さい☆