ゴルフクラブの販売総数 は
この10年で ゲレンデ(スキー)の
上級者コース並みに右肩下がり

ドライバー単品で考えても
昨年一番売れた! とされるモノでも
15年前の 一番売れなかった
年間販売数にも遠く及ばない

勿論 ゴルフ人口が
15年前と比べ
 半分以下・・・
ゴルフ人口、そしてクラブの販売数
これが正常なのかも知れない

その 人口統計も 練習場やコースの
来場者数が基本で
同じ人が 繰り返し 行っている割合は
反映されないので 800万人
と言われるゴルフ人口も
その半分と考えても間違いではないだろう

そんな中でも
この10年の人気ドライバーを
幾つか 並べてみて データを比較すると
ある「答え」が出てくる

メーカーが総力を挙げて
宣伝・販売活動したモノを除くと
必ず ヘッド重量が
200gオーバー のモノばかり…

重心距離もそこそこ長く
重心深度もあり
実質ロフトも大きく
重心角度もあるし
少々アップライト

こんなところが
この10年間にメーカー問わず
口コミで広がった 人気商品

多くが アメリカ産(製造国ではなく)
で なんだかんだ言いながら
日本人よりも
ゴルフを分かっているのかな?!

アメリカ発のドライバーが
日本国内で人気が出ると
次のバージョンから 日本側が
主導で 次のモデルを出す…

すると ヒットした勢いで
次のモデルはソコソコ売れるけれど
段々と尻つぼみになっていく…

と言うのを どのメーカーも
繰り返している

002

非常に 残念だけれど 業界の素人化に
拍車がかかっているのかも知れない。

オーダーメイドのゴルフクラブショップや
練習場にある工房

グリップ交換とか ライ調整とか
シャフト交換とかを 仕事としているのだけれど

一番多い「改造」依頼 は
「切ってくれ!」
ナンじゃないだろうか…

ドライバーでも パターでも
上手くいかないと
その原因は 別にあるかもしれないのに
兎も角 切ってくれ! 切ってくれ!
シャフトが硬いからだよ とか
ロフトがきついからだよ とか
ライ角度が合っていませんよ とか
ヘッド重量が軽すぎますよ とか
他に理由があるかも知れないのに
上手くいかないのは 「長さ」 だと
判断されるケースが 大変多い。

何故 そうなるのか よく分らないけれど
上手くいかない コト
うまく行った コト
をちゃんと追求せず
対処してしまえば
クラブであれば より悪くなってしまって
使い物にならなくなってしまうかも
知れないのに・・・

僕の経験、体験では
それを「鵜呑み」にして 成功したケースは
皆無、 まったく無い。

なんとなく そのケースと
各メーカーが行っている
売れたクラブ、売れなかったクラブの
認識が似ているような気がしてならない。

アイアンのセット販売に限っては
販売単価を下げる為だけの理由
スチールシャフトを
主力にして 更にロフトを立て
販売本数を減らしている
それでも 驚くほど売れていない。

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「簡単になるから」
ロフトを寝かせ 販売した方が
双方の為 だと思うのだけれど・・・

うちの3番アイアンなら
そこらの ユーティリティクラブより
簡単に打てますよ!
コースで 3番アイアンが
 楽に使えるんですよ!!
の方が 魅力的だと思うのだけれど…

ウチの8番アイアンは飛びます
(本当は20年前の5番のロフトですから)
だけど 4番アイアンはお客さんには
無理だと思いますので
 5番から購入した方が良いと思います
の方が 客観的には魅力が無いと思う

だいたい ユーティリティ なんて
ものすごく都合の良い(売る方にだけ)
イメージの名称を付けて売っているけれど
その形状の歴史は アイアンより古く
もしかしたら 分類的には ウッドよりも
歴史が古いかもしれない・・・
ゴルフクラブはこの形から始まったんだよ。

骨董品クラスだけれど
40〜50年前には
メーカー名は忘れちゃったけど
ユーティリティとか たらこ みたいな
アイアン 「ブローニング」 なんかが
存在していた訳で
ヘッドデータは 今のクラブと
殆ど遜色が無いけどなぁ〜

ウッドのロフトも立ち
ブラッシー #2  バフィー #4
が消えて 7番や9番 が出てくること
が 進化とはとても思えないなぁ〜
平均的な 7番ウッドは
15年前の5番ウッド
30年前の4番ウッドのロフト
その「呼び名」だけが 変わっても
 なんだか まやかし のような気が
してならないのは 僕だけだろうか・・・


下衆の勘ぐり だけれど
現在の 次期モデルの開発 って
もしかすると マーケティングから
どんな 色や柄 デザイン が売れるか
受けるか ヒットするか の事を
指すんじゃなかろうか・・・