いつも愛読しています。ゴルフ歴は長く、ハンディは8なのですが、十数年前からの矛盾が解決できず、貴社のブログに辿り着きました。貴社からは遠く、予算の都合上、「お願いします。」とも言えないのですが、当方もご多分に漏れず市販の明らかに軽いヘッドの硬いシャフトを使用中です。そんな中、何とか貴社の掲げるスイング論を取り入れたいのですが何か妥協案としてでも方法はありませんでしょうか。不躾とは思いますがアドバイス下さい。


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コメント 有難うございます。
ハミングバードのお客様でなくとも
このブログや
YOUTUBEなどが
役に立っているのは ゴルフ屋冥利に尽きます。

で さっそく 質問への解答ですが
軽いヘッドで ゴルフをする
という事から 考えてみましょう。
軽いヘッドであれば 速く振ることも容易ですし
かなり複雑な動きもこなせると思います。
反面、ボールを飛ばす という事に関しては
ヘッド頼り という訳には行かず
共通して スピードが必要になります
また 軽いヘッドを長く使用されていると
ヘッドの位置や姿勢を把握するのに
わざとクラブやヘッドが重く感じる場所
行かせがちで より反動を付けたり
より寝かしたり より遅らせたりしがちです。
繰り返し同じ動作をしなければ
同じような球を打ち続けられないのですが
それの目安になる筈の信号→ヘッドの重さ感
が薄い、もしくは無い のですから
感覚 というよりも 反復練習による動作
を覚えなければならないでしょう。
軽い硬いの組み合わせは 不自然な動きが多くなり
しかも 衝撃の減衰能力が低いので
若い、しなやかな肉体や筋肉がないと
かなりの痛み、故障の原因を持つことになります。

では 硬いシャフト という事を考えてみましょう。
ゴルフクラブは その方にとって
しなる 運動する 動く そういった
柔らかさの領域
に入ると それ以上柔らかくなっても
重心位置とシャフト軸とのズレ・差 分しか
しなりません。 量としては大したことありませんよね。

しかし それがものすごく有益なのです。
まず トゥダウンというのが
ある意味 ゴルフクラブを如意棒のように
長くします。
シャフトの延長線上に
重心位置のズレ分、少し簡略化して言えば
フェースの長さ分 クラブが長くなる
そう思って良いと思います。

すると 地面にボールある場合など
簡単に ボールを拾えるようになるのです。

しかも 重心位置とシャフト軸が揃うと
人間の感性として 棒ソノモノ、その延長線上で
ボールを打てば良く 特に何もしなくとも
自動的に 俗に言うスウィートスポットが
そこに来てくれます。

何度も実験しましたが
正しくクラブを使えるようになってくると
シャフトが柔らかくなれば ナルホド
フェース面上の打点のバラつきが減ります。

その人にとって 柔らかい領域に入ると
本当にそのバラつきは殆ど無くなってしまいます。

その逆に 硬い領域に入ってしまうと
握っているシャフトと打点には
立体的なズレが発生してしまうので
インパクト時 なかなか一定した打点には
なりません。
勿論 運動神経や訓練によって
それを解消することも可能ですが
「おじさん」は出来れば そこを省略したいんです。
柔らかいシャフトを使い シャフトを捩じらず
使えば 自動的に 毎回 感覚と打点が揃い
俗に言う フェース上の芯でボールを打てます


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また ボールに届かないクラブ と言う意味では
その補足を人間が動作でせねばならず
残念ですが その動作は すべて シャフトを捩じる
ロフトを寝かしてしまう
 動きになってしまいます。

別なコメントでも書かれていましたが
自分から率先して 肩を捩じり
上半身の中で捻転差を作るような
ゴルフスウィングは論外ですが
ヘッドが感じにくいクラブを
 なんとか感じるように振り
シャフトがしならないクラブを
 しならせて振る
そんなスウィングでは 自分の動作が
更なる動作の必要性を生み出し
運動性能 そして タイミング という
殆どクラブに頼ることの出来ない過酷な
方法になりがちです。

勿論 ゴルフやスウィング論は
多岐に渡り、それぞれの方の好みや価値観も
色々ありますから 否定するつもりは
毛頭ありませんが 自分の意志ではなく
クラブによって 無理やりさせられてしまうのは
本望ではないと思うのです。

本ブログ内で 何度も書いていますが
ゴルフクラブはその重さ、その形状、その配分
によって 運動性能にあまり関係なく
そこそこの距離とそこそこの方向安定性
そして繰り返させる機能を満載に装備しています。

う〜ん 答えに辿りつきませんね…
         続く・・・