シャフトにはテーパーが付いています
グリップ部は寸胴気味とは言っても
微妙に先端にいくに従って細くなっていきます。
当然 すべてのモノが同じ太さ
同じ具合に寸胴になっていくのが良いのですが
ドライバーとウッド ウッドもそれぞれ長さが
異なります。
それに合わせ 下巻を入れていくのですが
ウッドの方がテーパーがキツクなり易く
…グリップ部が先端に近づくので
テーパーの巻き加減が難しくなります。
もしも 間違っているのなら
ドライバーよりも ウッドの方が
何かの場合 短く持つ可能性が高いので
ウッドの方が太めに仕上がっている方が
使いやすいのでは と考えます。
アイアンでも同じです。

ですから 僕の作るクラブは
すべて 短くなるクラブの方が
した巻の巻数が増えていきます。

弊社のクラブを 後程
ご自分でグリップ交換される方は
番手ごとの 巻数 巻位置を
剥がす前にメモしておくことを
お薦めします。



例えば ウエッヂの方が
長さの変化が少なく
各ウエッヂ間でライ角度が微妙になり
年々 歳のせいか ヒトツの目盛の間が
読み取り辛くなります。
特に ライ・ロフト調整は
作業の最終段階ですから
だいたいの場合 午前様です。
1/4インチ刻みのウエッヂであれば
PS-63.50 SW-63.75 LW-64.00
とすると 0.5度の目盛の中で
(その方のウエッヂの使い方にもよりますが)
SWをバンカーやラフからのアウト専用としたら
間違えるのなら 64.00に近い方が使いやすいですし
フルショットをしない率の高い LWは
63.75に近い方がミスの痛手は少ないでしょう。

 

IMGA0239



ソケットには
必ず セルロイドを使います
セルロイドのソケットは 作業が難しく
ものすごく高価なため
多くのメーカーはコストの関係上
高額機種を除きなかなか採用しません。
一つ一つの機種の外径や長さ、色柄などを
オーダーして 作って貰うのですが
僕は必ず 大き目なサイズで作ります。
大き目に作ると 手作業で
慣らさねばならず ちょっと熟練の
作業が必要なのです。
それも 微妙に大き目の仕上げます。
ソケットは年数 10年くらい経つと
保湿性がなくなり 少し枯れてきます。
ようするに 小さく縮んできます。
ピッタリのサイズで仕上げておくと
その時に ソケットの方が小さくなって
おかしなものになってしまうので
10年経っても 古びて見えないように
仕上げて置きます。

機能面も含めて
メーカーの対処で気になるのが
グリップの重量です

多くのアマチュアゴルファーは
スウィングウエイトには関心があっても
各パーツの重量には殆ど興味がありません。

全部とは言い切れませんが
平均的なクラブメーカーの市販品の
標準装備のグリップ
昔は 50gが平均値 だったのですが
いつの間にか 40g が
普通になってしまいました

40gのグリップ
という事は
スウィングウエイトで
2〜2.5ポイント
重くなるのですが
その値は昔のままです。

つまり スウィングウエイトは
そのままで
グリップが10g軽くなった
という事は
ヘッドもそれに平行して
5g近く軽くなっている
という事になります。

ですから 同じ
スウィングウエイトの意味が
10年前とは異なっているのです。

グリップの10gの変化は
かなり大きな違いで
知らずに グリップ交換の際に
50gのグリップを装着すると
スウィングウエイト D-00
が C-80
に変わってしまい
かなり 違ったフィーリングになります。

10g軽いという事は
当然 細くもなっている訳で
利点と言えば
宣伝文句として
クラブが軽量化された
位なもので
使い手のアマチュアには
殆どメリットがない
と言えると思います。

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弊社のブログをお読みの方は
お分かりだと思いますが
飛距離の源である
ヘッド重量が減ったうえでの
軽量化
 は
人間の故障の源
となり得ます。
ヘッドを軽くすれば
シャフトの負担を軽減できるので
安い繊維を採用することが可能です。
そこら辺から
考えると 単に目的は
コスト削減に見えてしまうのは
下衆の勘ぐりなんでしょうか…
はたまた
これを企業努力と呼ぶべきなのか…