クラブを横に移動…
スウィングを真上から見た時
 背骨を支点とした 大きな円状の動き
は クラブ単体が動くことではなく
 クラブを持った 自分の股関節から上の「体」が
向きを変えることによって 行う

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これって昔から
 レッドベターのボディターンスウィング でも
言われているし 100年前から不変の理論な訳で
もしかしたら オンプレーンスウィングなんかも
紆余曲折した形で それを表現したがって
いるのかも しれない・・・

コメントにも書いたけれど
本当は この部分をスキップして
刷毛塗りドリルの中に 内包したまま
通り過ぎてしまいたかったんだけれど
殆んどの 悶絶ゴルファーを見ていると
あぁ やっぱり ここが
全然 出来ていない〜〜〜
まるで 出来ていない〜〜〜
ここは スキップ出来ない〜〜〜

というところに行き着いてしまった・・・のだ

腕を振ってしまうのも
体が先に行ってしまうのも
クラブをスライドさせられないのも
ロフトを立てられないのも
前傾を維持出来ないのも

殆んどの 「出来ない!」 
 はここに辿り着いてしまうし
裏を返せば このキーワードで
 頭の中が整理出来るかもしれない

確かに 覚えてしまえば
ヘッド重量やロフトなども
有効に使え 体を痛め難い
そして簡単がゆえ 繰り返し易い
という理想論が「鼓笛隊打法」だけれど
オンプレーンスウィングは開き直って
どうせアマチュアは体の向きの変更で
クラブを動かせない!んだから
腕でクラブを振らせてしまえ
という 短絡的で悲しいけれど…
 技術的 肉体的難易度は高いけれど…
現実論なのかもしれない 

腕(肩)は器用というか
万能選手だから そこに
覚えさせてしまえ
と言う意味では 同じなのかも???

もう 気付いているかもしれないけれど
刷毛塗りは ロフトを立て
クラブを上から入れる
 という
結果的なメリットと共に
クラブを短く使い
クラブやヘッドが重くならない様にし
その 体の向きの変更に
不必要な不可抗力を作らないコトを
内包している


だから 腕だけの
刷毛塗り単体は成功する人もいるけれど
いざ ショット! となると
その二つの動きが絡み合わない実例が
佃煮のように生まれて来る…

体の向きの変更が
打撃エネルギーのベクトル変更するのが
ゴルフショットだから
それを活かす為の腕さばきが非常に重要で
腕は小さな筋肉で
ゴルフクラブに非常に近い部位なので
直にゴルフクラブの不可抗力を受けてしまうから
重力に逆らい 横に重量を動かす役目を出来るだけ
大きな脚周りにさせなければならない
腕の漠然とした仕事は
昔の戦争で使った
大きな岩を敵の城に投げる
名前は良く分らないけれど
投てき兵器の先端部のような役割で
不必要な重さやベクトルを作らず
クラブを格納し 解放する
そんな動きが 刷毛塗り とも言える

この双方は 勿論密接に関係し
前傾を維持した上での
正しい体の向きが崩れれば
腕の生えている位置や高さが
本来の場所や関係で無くなってしまうので
双方出来なくなるし
クラブ位置や姿勢、長さなどを
不必要な不可抗力を生みだすように
腕を使えば
体の向きの変更に影響も出る。

上から見た時の
背骨からの同軸線上にヘッドがあり
同時進行で動いているコトを
基本に考えれば
余計な縦の動きの入り易い
クラブヘッドの動きは
道のりが立体的に長くなり易く
その結果、時間経過が合わず
体の向きの変更に対し
遅れて 体の右にずれて 捩じられてしまう

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例えば ベルトのバックルに
洗濯バサミみたいなモノを挟み
そこに 針金や紙をくっつける
アドレス時に ボール方向
上の写真で言うと ← こちら方向を
向いているように 設営して
(その状態でボールを打っても差しさわりのない程度)
ボールをゆっくりと打ってみる…
僕もやってみたけど
殆ど同時 ちょっと通り過ぎた状態で
インパクトを迎える
自分の目線で その線(棒)は
常時 両腕の間から見えている

たぶん 悶絶している人の殆どは
この秀二棒と 腕で作る下への窓の関係は
左右にずれるだろうし
秀二棒がボールを向くのと
ボールを打つのとに 直接的な関係はないと思う
秀二棒が ボールを向いても
クラブはまだ トップの位置付近にあるんではないだろうか
飛ばない! と言う症状の方は
まず 間違いなく
右ひじを先に動かす
よりも 骨盤の上に乗っかった上半身を
骨盤通り 骨盤通り 骨盤の向き次第で
動かさない(無気力移動)ことが先決なのだと思う
右ひじを先に動かすのは その行程のもう一つ先に
あるのだから・・・

今は わざと遅らせている
(逆に動かしている)
わざとじゃないけど
そう訓練してきた
それを 同時・・・
イエイエ 骨盤の上に乗っているのだから
当然 骨盤の向き次第に移動する
→ 動かさない という事
それを 乗り越えた上で
今度は 今までとは反対に動かす!
二段階の訓練をしなきゃいけないってコトでしょ