俗称「鼓笛隊打法」をトライされている方
ブログをお読みの方の お悩みの一つに
 「ヘッドを下げるな!」 「振るな!」
というのがあるでしょう

お気づきの方もいらっしゃると思いますが
実は 先日(どれかな)の記事は大きなヒントなのです

ゴルフを始められた方が
ショットをするための グリップやアドレスに
違和感を強く持たれたと思います
他のスポーツや日常にはあまりない握り・姿勢から
始める ゴルフショットは そこに大きな意味を持っています

ヘッドを下げるな!
では その反対の テークバック時にはどうしたのでしょう?
テークバックの目的の一つに
クラブの先端に付いた重量物〜ヘッドを重力に逆らい
高くし 位置エネルギーを確保する
というのがある訳ですが
他の運動等でもそうですが
上げたものは 放っておいても 下がります
わざと下げる必要はない訳です

ゴルフのショットの場合
その下がるエネルギーを
適切に 適時に ボールにぶつけてあげればいい訳で
自分から 下げに行く必要はない と断言できます


よく考えてください
アドレスには前傾姿勢が存在します

鼓笛隊 モデルケース-158フレームショット

そして それを絶対条件に体の向きを変える訳で
傾きを維持したままで 体の向きを変えれば
その行為だけで クラブヘッドの位置を高くしたり
低くしたり することが可能です。

多少 普段と違う 不自由な姿勢から始めても
その理由は絶大で 大幅に スウィング動作を減らし
本来ある クラブの基本性能を引き出すことの出来る
前傾姿勢と向きの変更

クラブの横の動きも概ね上下の動きも
クラブの動きの殆どを 一挙に処理出来る
この基本ルールを守ることが 大変重要なのです

腕の仕事は 言ってしまえば
その動きを阻害しないために
クラブの長さを格納収容し そして適時に開放する
その程度の役割で
アマチュアが覚える過程では
利き腕 利き肘は 簡単で重要ですが
その 真の目的をしっかりつかまないと
結局のところ 動作を覚える
自分の運動の枠の中から抜け出すことは出来ないのでは
ないでしょうか