sample 091020 3-375フレームショット

スピードが速い方が飛ぶ

  ・・・嘘ではない

しかし 練習量や体力、加齢を考え
スピードを上げさえすれば 300ヤード飛ぶ訳でもないし
スピードを上げる動き には
ロフトを増やす 増やしやすい動きが多数有り

行き着くところは
 スピードアップ
 =スピンアップ
 =高さアップ
 =成功率の低下
 ≠飛距離の増加   →飛距離の低下
たまたま 当たっても 偶然のような
 最高飛距離の増加があるだけで
平均飛距離は 確実に落ちると思う。

そして その顛末には
体の部位 肘や腰 首 などを痛める可能性が
秘めているのだから いい加減あきらめるべきだと思う

飛距離をあきらめろ
 と言っているのではない
飛距離は決してあきらめてはいけない!!
ゴルフを続けている限り
 飛距離とはあくなき闘い

しかし 体の回転のスピードアップ
 = ヘッドスピードアップ


という発想から 離脱して貰いたい

多くの 悶絶組を見ていると
どうしても ダウンスウィングの始動を
脚や腰の動きから入りたがってしまっている

一生懸命訓練した
一種 条件反射のような動きになっているのだから
ハイ! 今すぐ! って訳には行かないけれど
ゆっくりした動きから 直していこう

何度も シツコク書いているけれど
7番アイアン70ヤードから 始めてもいいと思う

下品な言い方だけれど
回転からスタートする人にとっては
パンツを下していてから おしっこ していたのを
おしっこしてから パンツを下せ
と言っているようなものだから
手順が混乱して 命令がすんなり
 受けつけて貰えない だろう

悶絶系のクラブを使って
そこそこスピードのあるショットが打てても
アプローチなど 加速度合の低いショットの
成功率の低い方は はっきり言って
刷毛塗ショットが上手く出来ていない
それを スピードでなんとか 誤魔化しているだけ
加速しなけれど うまく打てていない
という事は ロフトが立っていない という証。


確かに 回転はする
正確には 背骨軸とした 体の向きの変更だけれど
その目的は
重力エネルギーや運動エネルギーが
下方向に向かっているのを 飛球線方向に
ベクトル変換する為で
もとになる エネルギー増幅のため では決してない

そろりと クラブをスライドさせる
その動きをしてみると
それ以外のものも あまり意識しなくても
大体揃ってくるもの…
その ハードルを越えると 色々と
見えてきて 実感出来るようになると思うのだけれど…


 余談になるけれど
余程 ヘッドスピードが速くない状態で
自分の持ち球が高い
→ 高い無駄球 というのは 一番高くなるところが
 近い ・・・
通常 ショットは 飛ぶ距離の
 2/3〜3/4の場所 100ヤードであれば
 打点〜着弾点 の60〜80ヤードあたりが一番高くなる

 無駄球の場合 真ん中のあたり〜2/3
  が一番高くなってしまう

このエネルギーがあれば あと15ヤードは楽々増やせるし
無駄球 を持ち球にして ある程度コンスタントにしている
という事は ちゃんとインパクトするよりも
難易度の高いインパクトを作っているのだから
精度も格段に上がり ミスの頻度も激減 出来る
可能性・・・あくまでも可能性を秘めている という事だね