外国は良く分らないけれど
無作為に 日本ゴルファー1000人を捕まえて
振り子 と ゴルフスウィングの 関係 と聞けば
9割以上の人が YES と答えるでしょう

furiko

この絵のような 状態で 先端にクラブを取りつけ
ボールとの関係を考えてみましょう

例えば 55度のウエッヂ
この状態で 地面に有るボールを上手に打つ? とすると
イメージしてみれば 分りますが
エネルギーの大半は  上に逃げます

スピンもそうですが この関係では
ボールがゴム質 ヘッドが金属質 である
その素材差も出ませんし
ボールは球体 ヘッドの打面は平面 であることの
形状差も出ません

エネルギーは ボールが球体である限り
回転エネルギーに 俗に言う ギア効果に逃げてしまいます

ロフトが 60〜70度 となってくると
ボールが後ろに飛ぶ、と言うか逃げてしまう可能性も
否めないところです

この絵では クラブがグリップエンドを支点に
ブランブラン と動いているのですが
少なくない人は この動きをシャフトの走り とか
本当は自分でも分っていない 用語を当てはめています

前にも何度も説明していますが
絵通りであっても ロフト変化 打点の高低変化
もし シャフトのしなり 撓り戻りだとすると
クラブの形状からして 左右の向きの変化
 クラブの長さ変化 まで 伴う訳で
上手く打つ → それを繰り返し 自分のモノにする
のは 超難易度な曲芸 というか
人間の限界に挑戦しているようなモノ だと思いませんか

確かに ロフトの立ったモノで行えば
クラブの長さも長く 弧も大きく緩いですから
前に飛ぶ率は高くなりますが
ゴルフは 10度のクラブから 60度のクラブ迄を
駆使して 遊ぶ訳で
10度では通用したとしても(本当は間違っていますが)
30度になると怪しく 50度では駄目な方法
となると ロフトに応じた打撃方法を
その都度 使い分けなければならなくなり
やはり 人間の限界に挑戦することになります

もういい加減 振り子から脱しませんか?

もういい加減 良く分らない シャフトの走り とか
ヘッドの走り みたいな 内容は分らないけれど
ちょっと 上手そうに見えるから 見栄だけで
使う言葉に 自分自身が罠に落ちてしまうの
辞めませんかねぇ〜