いちばん難しく感じるのが、
トップからインパクトまでを最短距離で結ぶことです。

どうしても 
多少弧を描き振ってしまう感じになってしまいます。

ヘッドは前面に傾いてますので、
ボールに真っ直ぐ向かえそうなのですが、
うまくいきません。

手のスライドが遅いのか?
体重が左に移りきってないのでしょうか?


そのためにクラブが体の前に降りてこないのでしょうかね。

今まで振ってきた人にはむずかしいところですよね!

ブログアップの時でも機会がありましたら、
教えていただけないでしょうか

 そうですね
まず 肘の使い方に注意する事です
右肘を使っている と思っていても
多くの方が 肩周りが動き 肘が移動している
その感じが 肘を使っている 
と錯覚しているコトも少なく有りません。



この画像を参考にしてみて下さい
斜め後方から 撮っているため
 非常に参考になると思います

視覚的 結果的には クラブヘッドは
 弧 を 描 き ま す


しかし それは 体の向きを変えるからで
その向きを変えるのも
1.右向き = 右の直立脚(軸足)
2.右向きの解放 = 右の直立脚の解放

回転 と言う言葉が適合出来ない程
非積極的な 受動的な動きであり
回転とは 遠〜い 非常に間接的な動きです

その受身な 本能的な動きによって
弧を描いてしまうのであって
自分で体の向きを積極的に変えたり
腕さばきによって 弧を描くのとは
全く異なると思います

いつのまにか みたいな動きです

もう一つ なかなか脱せない理由に
クラブを 縦に振ろう 下に振ろう
という意識が働いているのだと思います

クラブは 自分の方に鎌首をもたげている形状の
鉄の塊が先端に付いた物質です
重力に対し 手の真上にヘッド(重量物)が有る時に比べ
クラブが長くなる = シャフトが地面と平行状態

そうなってくると 例えば
 280g の5番アイアンは(シャフトの重量等は除外します)
手の真上にあると 単に 280g の鉄 ですが
一番長くなると 100センチ × 280 g
それに 運動の慣性も加わりますから
いったい 何倍 何十倍になるか 計り知れません

そうすれば 自動的 受動的に
グリップ部も自分から引き離されようとしますから
更に長さが増し クラブは加速度的に重くなっていきます
lesson 2009_10_30_21_19_49-763フレームショット
体の傾きによる ボールの位置が
ちゃんと 頭の中で把握出来ていれば
その向きの変更による ヘッドの高さ変化に
プラスアルファーで ボールに届きますから
自分の意志で ヘッドを下に下げる
シャフトを縦に振る動きは
 まったくもって 不必要なんです

傾きによるボールと自分の高さ関係
体の向きによるクラブの横の移動
体の右向きの解きのメカニズム
そして ヘッドを絶対に振らない

ということが理解出来ていれば
そんな動作としては難しくないと思います