新悶絶セットを手にして 悶絶中の皆さま
いかが お過ごしでしょうか?

ヘッドの重さとシャフトの柔らかさに手を焼き
マットとソールの摩耗を促進してしまうか、
ボールを打つ度に ボールに不必要な過度なスピンと
高度を与えてしまい 貴重なエネルギーを
立体的な道のりに費やしてしまうか
それともゴルファーの忌み嫌う右ブーメランとなってしまうか、
そんなところだと思います。
sample 2009_11_10_22_54_10-596フレームショット

そうですね まずは素振りしてみて下さい
普通のグリップではなく
両手の平で グリップを挟んで
グリップは「あえて」しないで 軽ーく
アプローチ程度に素振りしてみて下さい

クラブ本体やヘッドを動かさず
自分が動くことによって
クラブを動かしていれば
その 合掌グリップでも クラブは動かせます
厳密には クラブが動く ではなく
クラブが移動する と言う事ですが…

ところが ヘッドを動かす クラブを動かす
と言うことになれば その合掌グリップでは
危なっかしくて 腕も痛くなりますね・・・

ダウンスウィングの入り方
みたいな部分で苦しんでいる方も
多いと思いますが
実は この合掌グリップの素振り、ワッグルで
問題は テークアウェイ(バック)の
入り方に有ったりするのです。

多くの方が アドレスから
始めの動きで 合掌グリップでは
クラブが素っ飛びそうになるでしょう・・・

クラブやヘッドを単体で動かさずに
それを持っている自分が動くから
 →クラブも動く
高さを変えなければ クラブと自分の関係は
終始 同じ

この感覚というか スウィングの常識 を
基礎にしていない限り どんな風に修正しても
重いヘッド 柔らかいシャフトでは
殆んどのシナリオを 不可抗力に書かれてしまいます


特に 右肘使いのマズイ人で
左手を右に押すこと
テークバックでハンドルを右に切るように動かす人
にとっては この合掌グリップは非常に困難でしょう

スポンジボールなどでは
2m〜4m位のランニングで有れば
この グリップのまま 打つコトも可能ですし
パターでの練習も有効だと思います

また 感覚の大いなる勘違い している方も多いのですが
肘の曲げ伸ばし もしくは上腕の上げ下げ
を肩甲骨・肩周りの動きでしている方も
多く目にします。
sample 2009_11_10_22_54_10-51フレームショット

長年 腕を使うな と訓示を受けてきた方が
陥り易い 最悪な勘違い です。
肘の位置が移動しているから
肘そのものを動かしている(曲げ伸ばししている)
と感じていても 多くの場合
肩周りの動きで肘の位置が移動しているだけ です
一度 ゆっくり 鏡を見てみてください