6.練習マット
ボールを打つ練習の場合、
ライはものすごーく重要である。
コース上での打撃の場合、
通常の練習場のマットや
市販されているマットのような固いライは、ない。
通常は、コースでボールの下は非常に軟らかい
(あるいは、ショットのときのヘッドスピードでは抵抗が問題とならない)
有料のゴルフ練習場のマットの上から打つのは、
よく踏み固められたベアグランドやカート道路の上、
マンホールの上から、
あるいはスプリンクラーカバーの上から打つのに等しい。
横須賀虎の穴で魔法が掛かるのは
マットの軟らかさにもあるとみている。
したがって、アイアンで刷毛塗りするのでも、
長めのティーに乗せて行うべきである。
ゴムティーでもバンスの恩恵は多少ある。
ティーとの接触は、
マットとの接触によるほどのヘッドの姿勢変化はないので、
いわゆる上から打つを体得しやすいはずである。
マットに乗せたボールを打つ場合、
ボールのある位置を最下点としたその左側で
上昇する軌道を見つけたくなり、
相当長い遠回り(または永遠の別れ)をすることになる。
マットの上で打っていたら、
打感が手に残るところから
旅立つのに途方もない練習量が必要だし、
実際の打撃で必要な型が出来た場合でも、
本芝の上から打つのと打球の角度性質が異なるので、
役に立たない。
ボールの手前に落ちれば、
ヘッドは減速して、手、身体よりも遅れて当たるから、
打球のスピードが望んだとおりにならない。
手前に落ちなければトップが関の山で全然上手くならないと
腹が立つはずである。
マットの上から打って打感が手に残らないコトを
いつも再現できるクラブは、パターだけである。
ヘッドを開閉するスイングをしていた人は、
始動で左手で右へクラブを押してしまう。
この時左人差し指か中指で、
右にヘッドを移動させると、
クラブは手だけで振り遅れ状態となっている。
これを解消するためダウンスイングでまた左手をキャスト、
スナップするが、
悶絶アイアンでスナップするとお仕置きでは済まず、
大変危険であるし、
まあ、当たってもまぐれに過ぎないので、
早く止めるべきである。
8.グリップ
言葉では複雑すぎて表現できない。
横須賀で習うのが一番早い。
これにより、クラブが2インチは長く感じるはずである。
したがって、身体も起こせてより楽である。
最近わかったことだが、
合掌した場合、力を入れない状態で両手の接点は、
掌の手首側と指先である。
グリップの場合、
クラブを握って高さに差があるから、
指先は合わせられない。
一体感を出す場合 重要なのは、
手首に近い場所が接していることだ。
よく本にあるように、
右手の親指付け根にあるなんとか線に左手が密着すると、
私の手指の長さの構成ではシャフトが手首側にやってきてしまうし、
左親指が反るから、ショートサムを作れないので、
打っているうちに左の親指が痛くなる。
したがって、
左親指の第2関節の上右側に右手の手首側掌ぎりぎりが
触れていればいいか、としている。
9.スタンスについて
右直立足と左直立足を作るのが肝になるので、
足場は固める必要がある。
立っている場所の硬軟は選べないが、
右左と行った時の足の向き、
スタート時の膝の角度、
股関節の折り方はスイング中これらを調整しない場所に
落ち着かせることができるはずである。
これがしっかりしたアドレスをつくるということである。
ふわっと立っている人と
しっかり立てている人の違いは、
HBSのYoutubeを見て欲しい。
悶絶中の人はみなアドレスの姿勢が不安定であり、
バックスイング?(?はそういうことが適当かという意味)
フォワードスイング?(こんな言葉があるか?)、
要するにクラブが打撃に必要に動いている間に
必ずどこかで調整を行っている。
大概手首のスナップ
(実はブレーキかけて方向変える動きで、
加速や方向性をよりよくするために行うガイドとしてのスナップとは異なる)
で全ての解決をはかる。
まあ、解決しないし重いだけ(いわゆるオシオキだ。)だけど。
足のつま先の向きは、
タコ坊主と仙人のスイングサンプルを良くみて、
決めたらいいと思う。
まあ、普通に考えたら、
体をヒネラナイのだから、
膝に無理がかからないように、
左右ともに広がっているはず。
これはウンチクだが、
ビルとビルとの間に立って、
両側の壁を右手左手で押す。
もちろんビルも身体も動かない。
でもその状態から身体を腕の力でもって左右に揺する場合、
抵抗の土台はビルの壁だ。
ゴルフの場合、この抵抗の土台が地面なので、
これを足で抑えて左右に身体を動かすのである。
「足でクラブを上げる」というが、
足でクラブを直接蹴り上げなければ
「足でクラブを上げる」ことなどできない。
この意味は、
足の動きによって上半身の位置と向きを変えろということである。
10.切り返し
切り返し?
身体をネジっているとその苦しさをほどきたいから
早く速く切り返したくなる(禅問答)。
右直立足を作って、
右股関節を折り、
骨盤の向きと肩の向きが合っていれば、
クラブを右肩口まで上げてその姿勢のまま何分でもいられるはず
(youtubeのスイングサンプルを見よ、行ったり来たりさせてる人がいる)。
私は、剣道の右上段の構えをしてから、
骨盤から上(含む骨盤)が前掲して
右を向いている状態からどの順番で打撃をスタートさせるか、
を考えている。
初めのころは、
最初を手首をヒョイと折って、
クラブヘッドを身体の前に落とすことにしてみたが、
右足の脛をヘッドが直撃しそうでかなり怖い。
頭を目標方向へ移動させるのと
身体の回転を上手く同調することでだんだん怖さが薄らぎ、
上手くいくようになったが、
両足かかとの位置を望む飛球線と
平行にすることにこだわっていたので、
しばらくは飛球線方向に対してアウトサイドイン軌道になり、
左へタマを飛ばしていた。
何もパラレルレフトにこだわらず、
望んだ目標方向へ望んだ距離を打てばよいので、
ストレートボールの場合、
目標にまっすぐ行くように身体を右に向けるようにしてから、
気楽になった。
発射台のくせを知り、それを利用するようにしたのである。
ヘッド軌道は、
私の今の段階で、アルファベットJの形に動くイメージだ。
下へ行くほど加速しているから、
ヘッドのスピードは最初のまっすぐ落ちているときは
ゆっくりでJの字の下の方の左へ行く部分で
ヘッドが動き出したらかなり速い。
打撃時点はもうどうしようもなく速く通過する。
今は、正しく(HBS的に)右を向けば、
アドレス時の前傾に従って右肩の位置は左肩より高くなっており、
この角度に沿ってグリップが移動するように、
その時点で身体の一番外側にある右肘を
自分以外の何かが押すようにスタートさせている。
その際のシャフトの角度が360度方向で正しければ、
クラブが手から離れて飛んでいかないようについていくだけで、
クラブが勝手に打撃終了である。
スタートののち調整はしない。
何かに気づいて、ダウンスイング?中に調整したのと
調整しないのとは結果のボールが止まる位置は異なるかもしれないが、
どちらにしてもスタート前に企画したところに
ボールは行かないのだから、
自分の能力の低さも含めてあるがままを受け入れるべきである。
せめてもの救いはダウンスイング?中に調整しない方が
打感はよいことであり、そちらだけでも楽しいし、
打撃(打撃オンリー、ボールが止まる位置までを含めない)の結果を
一定にする経験値があがり、
ラウンド中のリズムを崩す原因とならない。
11.まとめ
くどくど書いて来たが、
これらを1回あたり数秒以内に行わなければならないから、
スムーズに出来るためにはそれなりの練習が必要だと思う。
また、結局ダウンスイングのスタートで迷っている人が多いと思うが、
これについて書くのが難しいことが書いてみてよくわかった。
こちら側へきてしまえば、
ダウンの最初にどう動くかは重要なポイントだが、
ショットの成否を決めるほど重要でないのだ。
だから今迷っている人がいるとしたら、
練習時間とともに解決するからそのポイントであきらめないことだ。
しかし、一度できるようになれば
、自転車に一回乗れたのと一緒で、乗れなくなることはない。
タマ打ち練習よりも型(体の動き)を
窓ガラスに映して研究したことが一番役にたったような気がする。
Youtubeに教材がいっぱいあるので、参考にして欲しい。
それから、ブログの記事は、
お客さんの誰かをイメージして書いていることが多いから、
わからない場合は、コメントでもなんでも質問すべきだ。
聞くは一時の恥というが、
他の人の理解を深めるので、
「世のため、人のため」と思って質問してもらいたい。
コメント
コメント一覧 (5)
機械の表示で8mmほど上げて打ってみました。
力で振る必要が無い事に気がつきました。
欲が出た時以外は同じ方向に同じ距離が打てるんですね。
深夜なので周囲の安全を確認してから、ウェッジのハイティー練習もしてみました。25mm程度ですが案外すんなり打てました。
しかし、振る事にこだわりながらこの練習をしたら殺人ボールの乱射になりそうな気がしました。
そうですよね。
練習場でアイアンの飛距離を競ってもしょうがないですものね。クラブ扱いを主眼に置いた練習に切り替えます。
ところで長めのティーでアイアンと書いて有りますがどの程度浮いてる状態でしょうか?
コースでのティーアップより高いのでしょうか?
ウェッジのハイティーは3L相当の高さとかでしょうか?
確かにそれは危険ですね。
アイアンの練習
マットからはドライバーのみ
なんて如何ですか?
ちなみに 一番 難易度の高いのは
それなら近所の練習場がプアな場合、マットの左端でアイアンショットすれば多少マシでしょうか?