<<<投稿レポート>>>
今あなたの手元には、GSW5の青光りするシャフトと太いはっきりしたリマインダーが装着された、アイアンがある。今まで使っていた市販のアイアンと大きく異なるのは、

1.         バランスがEとかFとか重く、

2.         シャフトがよくしなること=スピードがあることである。

この2つの特徴を利用しよう。

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1.打感について

コケッとかハケッとかいう打感、ゆで卵の殻だけ割るような感触、既に知っていた芯を食う感覚、ボールの重さが少しでも感触として残る場合、これらはかなりいいところまで来ているが、ゴールではない。もっとクラブが先に行っているのがゴールの形である。

ゴールは手に打感がなく、耳に打音だけである。

ヘッドが勝手に当たる形(もちろんその形となるようにその手前までは人間が作る)がゴールなので、手に感触が残るのであれば、それは全て振り(振ってないから振りではない?)遅れ=身体が先行した証拠である。まあ、そこそこの結果は得られるからここで追究は止めておくのも選択の一つである。そこまでくれば、あとは時間薬が解決する・・・はず。

つまり、身体に対しては、ヘッドが重く感じられ(ヤッテル感があるからやめられない)るため、まあ、いろんな抵抗を抱えたまま打っている。これは非効率。

原因は、始動のタイミング(あえて使う)、ダウンスイングスタートの順番の誤りかヘッドの重量不足にある。鉛を10グラム程度貼ることを勧める。

 

2.ボールの位置

GSW5装着で番手ずらしでない場合、はじめのうちは、左足かかとの内側(正確にはおいたボールの外周左側と飛球線とを直角に結ぶ線が左足かかとの内側線と接する場所、以下、これを左足かかとの内側とするのでお願いします。)においても届かないはず。

どの程度のアプローチを想定するかによるが、6番アイアンで10ヤード程度であれば、シャフトはそうそうしならず、スタンスの広さによりことなるが、ヘッドが落ちる場所は、気温15度くらい(シャフトがぎりぎり性能発揮)の場合、左足かかとの内側よりボール2個(8センチ)程度右である。気温20度前後ではもうすこし左でも大丈夫かもしれない。気温10度以下の場合、シャフトはほとんど動かないのでアプローチでもパンチショットのようにあらかじめシャフトを左側に倒して、ヘッドの重さが効くようにすることが必要である。鉛中毒になるのも手である。

 

 

3.頭

頭はスタンスの幅の外まで持っていく必要はない。頭はとても重要な役割をしている。

ハンマー投げの選手は回転しながら加速していく。ゴルフではあれほどぐるぐる回れないが、先端に重りのついた棒を振り回すので、頭が回転の中心となる。つまり頭で引っ張っていくのである。

頭はダウン?スイングの早期からフィニッシュまで左足(膝ではない)の上にあると美しいし楽なはず。

頭はダウン?スイング中向きが変わってもよいが、ボールのある位置に正対させるのは難しいし、首が痛い。アニカでもたまらず(その方が楽だからそうしているのか)左を向いていく。

私の経験では、最初のうち、ボールのある場所の右2,30センチに顔を向けていると上手くいったようだった。

どうせ打感がないから、ボールは見るなとまでいわないが、見なくてもいいと思う。見なくても身体はボールの位置を覚えている。また、フルスイングの場合など見えるようなスピードじゃないはず。この見えている動きと今まで身体に染みついた感覚とのギャップを解消しようとか折り合いをつけようとすると遠回りする。あるがままを受け入れるのがゴルフである。

 

4.肘をクランチする量と回転との関係

インドネシアの踊りのように、肩の向き高さを変えず肘だけで右左するのであれば、飛ばない感じがする。

だから、実験してみてほしい。HBSにおいてクラブヘッドを動かす方法は、次の方法である。

1.回転(足で、腰と肩は角度のズレがない。)

2.右肘を引く(右打ちならば右へ動く)。または伸ばす(右打ちならば左へ動く)。

3.右肘を折る(引いてから折れば、グリップの位置は顔の横)。または伸ばす。

これらを個別に別々に実行して、どれだけ飛ぶのか実験してほしい。

あとはこれらのコンビなので、どれをどれだけやるかは好みであると、今は思っている。これから変わるかもしれない。

 

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5.重要なこと

ボールを置いて打って動きを体得するのは遠回りである。まずは、自分を鏡、窓ガラスなんでもいいが、映してボールを打たない動きをみるほうがいい。かなりうまく(大体の場合、完璧に動ける)動いているはずである。まあ、動きの体得のコツは打たないこと、素振りを繰り返すことだ。

実際の打撃は、ボールはかかと線上だとか、wさんはうまく左ひじを抜いてかっこいいとかのしがらみ、見栄を捨て、当たる位置で打てばよいのである。

ボールを打つ場合には、打つための調整が必ず入る。練習であっても空振りは嫌である。だから素振りだ。自分の姿をよくみる素振り美人には早く花が咲く。