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オーダーメイドゴルフクラブも含めた ゴルフショップの苦労は
毎年 大量に出る新商品に対応することにある…
とかく 日本の「消費者」は賞味期限を気にする習性が強いので
モデル落ちしたモノの処理に非常に困る

10のメーカーから 2種類のドライバー 1種類のフェアウェイウッド
1種類のアイアン(8本セット)が発売されたとしよう

各種 SシャフトとRシャフト
ドライバーは 9.5度 と 11度 
フェアウェイウッドは #3.5.7. の3本を仕入れたとしましょう

1社で 30本
10社 300本の新商品を仕入れた上で
モデル落ちのモノが不良在庫になる
それに パター やら ウエッヂ、 ユーティリティ なんてのが
入ってくるから 400本近いモノが入れ替えになる訳だ

勿論 委託販売やデモ品なんてのもあるし
新商品入れ替えの時に モデル落ちと交換する と言う制度もある

多分 日本には1500店舗位 ゴルフショップがあるから
春先になると 納品だけで 60万本ものゴルフクラブが
市場に流れる

そう考えていくと
アイアンを単価の安い スチールシャフトを主流にして
ネック調整式のドライバーやウッドにして
デモ品やサンプル品の本数を減らす事は
画期的な コストダウン につながると思う

量販店 に 主力ドライバーのサンプル(試し打ち)を
9度 10度 11度  S.SR.R.シャフト
全部の組み合わせでは 9個のヘッド 9本のシャフト
クラブとして9本のサンプルが必要だけれど
ロフトやシャフトを変更できるヘッドで有れば
1個のヘッドと 3本のシャフトで済んでしまう

これだけでも 販売促進費 は半分以下に抑えられる

調整の効く ヘッド これを手放しに喜んでいる若いユーザー
ゴルフクラブは道具であって 飾りじゃない!
所有する喜びよりも 使う喜びを感じることの方が重要だと思う

実は ネック調整 シャフト交換の容易なセットのスタートは
ピンやキャロウエイが米国内で コスト削減したフィッティングの手法で
5年以上前から展開してきた方法。
売る側にのみ メリットのあるシステムとも言えるだろう

昨今はメーカー自ら ネットを通して直に販売する方法や
ニューモデル販売開始2カ月前からマークダウンしてしまう事で
時期モデルの開発費や販促費を削らなければならない現状に陥っている
ゴルフ業界だけでは無いと思うけれど
目の前の利益と売り上げの為 自分の首をじわじわ絞めている

販売サイドもユーザーサイドの立場をないがしろにしてしまっているが
ユーザーサイドも「価格」「価格」と 販売サイドの事を
ないがしろにしてしまい お互い孤立するシステムを形成している
と言えなくもない


無駄にお金を使う必要は全く無いが
自分の好きな 大好きな「遊び」を維持していこう
と言う気持ちは 一人一人のユーザーにも必要だと思う
自分さえよければ 自分さえ安く買えれば 損しなければ
とばかり考えてしまっては 次の世代に
ゴルフが 正しい形でゴルフが継承されないと思う

このままでは お金 と言うモノに がんじがらめ にされた
販売 消費 という モノ売り のひとつに成り下がってしまう
と強く実感するが・・・