経済学部出身ではないけれど 一応 某国で経済の授業も取った・・・
今流行りの マクロ、市場経済についても 勉強した
以前 日本では 会社、多くの会社は
社員の為にあり、まずはなにより社員を優先する
社員、そしてその家族を食べさせていくためによい製品を作り、売り、利益を出していく
売り上げが上がり、利益が出れば、昇給やボーナスがよくなったり
社員の慰労のため、運動会や社員旅行なんかも頻繁に有った訳で
社長から下っ端まで 一体感、連帯感が有り 共通の目的意識も持っていた。
会社を良くすれば 良い製品を作れば 会社が自分を良くしてくれる
社員を大切にすれば より社員が頑張り 会社が良くなっていく
形式上 株主は存在するけれど
それは日本場合 創業者やオーナー意味したから
会社運営の上で 最優先される存在ではなかった
現場至上主義 が日本経済を支え 良く考えられた
使う人 買う人の気持ちを優先し おもてなし する心を失わず
買って満足! 売って満足! という商品を作り出し
日本は経済大国の仲間入りした訳だ
ところが 談合が破壊され 終身雇用が破壊され
アメリカ主義を あの二人組が取り入れて からの この10年で
経済というか 景気というよりも 国民の心理状態が
日本は アッと言う間に 戦後最悪の状態に突入した
会社が株主のモノになってしまい
株主を優先するあまり、会社は利益、コスト至上主義になり
買う人の立場でモノ創りしていた目線を
儲かる一番上の人からの目線でのモノ創りに変わってしまった
会社は株主のモノ と言われるけれど
株式を購入する人の多くは その会社の為に投資しているのではなく
自分の利益の為、自分の金儲けの為に株式購入している訳で
会社の業績が悪く、配当や差益が出無ければ ただ乗り換える だけ。
その会社の姿勢やモノ創りに共感し 投資 した訳では断じてナイ!
そのお陰で 多くの会社は終身雇用を辞め 派遣社員や非正規労働者を
中心に事業を展開することになる
売り上げが悪くなれば すぐに人員を削減出来る身軽さを持っているからだ
しかし、自分にも体験が有るけれど アルバイトや派遣 というのは
その会社の社員とは一線を画してしまう
一生懸命 その会社を考えても 給料や待遇に反映され難い訳で
正規社員の人とも 同じ目的意識も持ち難い
障害や問題が起きても 現場主導で解決し難くなる
非正規雇用ではマニュアル通り、通り一辺倒の事をこなして
それ以上の事は立ち入らなくなる訳だから 社内の雰囲気も盛り上がらない
その重苦しい雰囲気は 必ず 製品に反映されるので
業績も当然重苦しくなる、 そしてリストラ、縮小・・・
アメリカは 自国の国益の為のみに
日本を扇動して 美味しい所だけ取る だけで
今の 日本全体は しゃぶりつくされた骨のような状態だ
確かに 市場経済は無視出来ないけれど 体質的に 歴史的にも
そのままでは 日本社会には フィットし難い
元来 日本はそれを日本風にアレンジする筈なのに
今回の 市場原理主義はそのまま鵜呑みの状態にある
僕は ものすごく難しい問題だけれど
出来るだけ早くに アメリカから独立する方策を取らない限り
本当に 日本は自壊してしまうと思うけれど…
今は そのきっかけとして
最大で 最後のチャンスのような気がするのだけれど…
日本は古来 働く事 労働する事を美徳としていた
多くの日本人には その感覚は残っている
株式や先物をして お金を稼ぐ
その連中にお金が集中する訳だから
当然 政治の政策にもお金が投じられる
今では 庶民は搾取されているだけで
生活の苦しい立場では 政治に献金することも出来ない
年収がン千万円の人達の所得税は
この十数年で 75%から 35%位に減額され
毎年 表立ってはいないが 贈与税や相続税の限度額
税率も 引き下げられている
消費税は 一見すると 平等に見えるけれど
年収一億円 取っている人にとっては
5%が20%に変わっても 大した影響がないが
年収200万円の人にとっては 死活問題だ
自民党でも 民主党でも 与党になると
誰も頼んでいないような法案をいつの間にか通してしまう
医療も 高額医療の分野ばかり 進み
保険 医療 介護分野は お金次第の世の中になってしまった
お金のある人にのみ 都合の良い世の中
これでは まるで 中世のヨーロッパのようだ
少子化対策 と言いながら
今でも お産 という行為には 保険は適用出来ないし
お産をする施設も激減する一方!
横須賀では 40数万人も人口がありながら
子供を生むことの出来る産婦人科のある総合病院は
たった一つしかない
子供が生まれる事が 日本の未来の全て じゃないか!
子供を生むためのお金を国が全額負担する為に
例えば 1% 高額所得者の所得税をあげても
全く問題は無いのではないだろうか
一昨年に比べ 昨年で20万人近くも人口が減った…
その傾向には歯止めは効かず
現在 1億2750万人の人口も
30年で1億切ってしまうと言われる
2040年には 納税対象者が3割近くも減るうえ
納税総額はもっと減る傾向にあるそうだ…
日本人は我慢強いから 今は 反乱や一揆は起きないけれど
ギリギリまで我慢してしまう お国柄ゆえ すごく心配である
うわー 今 気が付いたんだけど
ブログ開設一周年で
このネタは… ちょっと… ねぇ…
コメント
コメント一覧 (9)
戦後 統治した米国のシナリオ通り傀儡政権を通して日本国民を腑抜けにすることに成功したのでしょう
選挙によって変えたくても選びたくない方に投票しているようでは変わるわけもなし
諦めてるわけじゃなく呆れてるんです
ところで産婦人科は長い順番待ちだそうで・・・。昨今の職場事情なら保育施設の拡充や手当ての方が子供手当てよりも少子化対策には効きそうな気がしますが、そういう法案は耳にしませんね。
これからもよろしくお願い致します。
いや! ありがとうございます。が正しいですね。
文字から写真 そして動画による導きによりあるべき動きにはまだまだでしょうが、一年前よりは確実にクラブの機能を使っているように実感している次第です。腰痛も出ません。快食快便です(関係ないか・・・)スコアも戻って来ました。
何より ゴルフへ行くのが楽しみになったことを驚いています。
刷毛塗りパット よかです。
引き続きよろしくお願い致します。
追伸:長崎遠征も視野に入れて下さい。
先月下旬にお邪魔した者です。
あのときは貴重な時間お付き合い頂き
ありがとうございました。
お礼が今頃になってしまい申し訳ありません。
最初の会社を辞めた理由のひとつに
株主のために仕事をしている風潮があったのを
思い出します。筆頭株主の企業から役員が
派遣されたこともありますが、
「売上げ上げないと株主逃げて
会社大変なことになるぞ」
って言われると
「はあ、そうですか」と従ってましたが
あからさまに株主のためを主張するのには
違和感ばかりでした。
人口ピラミッドを変えていくには、中国や東南アジアからの人達をもっと受け入れるという、心の広さではないでしょうか。 嫌なことも多いでしょうが、日本の良いところを教えて日本人にしていく懐の広さが必要なのでは。 店長が言うように、医療保険はNo.1なのですから。
一日たりとも抜けた日がありませんでしたね。驚異的なことです。
これからもよろしくお願いいたします。
敗戦後 恐ろしかった日本人の歯を最後の一本まで抜かなければ!と思った米国(ワシントンポスト社説?)は戦後教育で改革 大成功!現在の若者を作りました
目を覚ませNIPPON!