憧れのアメリカ社会。
若い人はニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスで
居を構え、働く事に憧れを抱くでしょう。

25〜30年前 かく言う僕もそうでした…
でも、実際にそれを体験してみると がらりと印象は変わります

現在の日本が 先行き不透明な部分は
景気が悪い とか 雇用の問題 という 目先の事だけで無く
我々の数十年後がどうなるのか見えない という事だと思います

例えば 例にとると 国民年金や社会年金の事もそうだと思います
払い続けているけれど 
一体 自分が貰う番になったらどうなるんだろう
この制度自体が 20年後
 30年度になっても存続しているのだろうか

暗くなるかも知れませんが 目の前にこんな参考例があります。
日本には 今の時点では 国民皆保険制度 があります。
これにより 歯医者さんに行くと 
一回数百円 という負担で済む訳です
介護などを除き、ある程度 大きな怪我や病気でも 
医療費が払えないから治療を断る というのもあまり多い例では無いと思います。
ところが アメリカ社会には 国民皆保険 というものは存在しません。
大きな会社をアメリカで経営した事はありませんが、アメリカには源泉徴収という制度もないので 収入のある人はすべて確定申告を自分でします。 労災を除く家族の医療保険を企業が負担してくれないケースの方が多いと思います。
ですから 各個人が自分で民間の医療保険(メディケア等)
に自由意思で加入するのです。
資本主義という宗教の強烈なアメリカ社会では
 まず その保険料がかなり強烈です。
そして 加入する審査も非常に厳しく、
親族に心臓発作歴があるとか、がん系等の家系であるとか、
出来るだけ保険会社のリスクを避ける基準があります。
加入して いざ保険を請求する段になると 
40年前や50年前の幼少の頃の病歴や怪我歴などを探し出してきて
 断られてしまう例も決して少なく有りません。
大手アメリカの保険会社では 
半分以上の保険請求は断る と言われています。
保険を使わなければ使わない程、
代理店やお医者さんや病院には手当が出るそうです
健康な時は保険料を払い続け、いざ使おうとすると拒否される…
大掛かりな詐欺にあったようなモノです。
高額な高級医療ばかりが進み、
保険で補うような治療は忘れ去られようとしています。

要するに アメリカでは 病気やけがの治療、大袈裟に言えば 命の審判を
患者さん本人やお医者さん、もしくは地方自治体や政府 ではなく
保険会社の査定士さんに委ねられている訳で 
査定は当然 企業の損得勘定優先 です
日本も 外資の圧力が掛かり 国民皆保険も民間(いまも形式上 民間ですが)
の保険会社の草刈り場になってしまわナイことを切に願います。

若い健康な人が 病気がちな高齢者のことを
 単に負担 と思うようになってきています。 
ただ 制度の基礎がしっかりしていないと 自分は払うだけで
いざ使う時には制度がない 払い損 となれば
無駄に投資したく無いのも理解出来ます

 色々な不備や不具合はありますが
日本はまだまだ素晴らしい国です。
まだまだ 素晴らしい制度がたくさん残っています。
株式投資やネットビジネスなどで成功例はありますが
そんなのはほんの一握り… いないと言っても過言ではない割合です。
その人たちに憧れ その人たちの言いなり になって
世の中を作っていってしまっては どんどん封建社会 差別社会に戻ってしまいます

マスコミに踊らされていないで
もっと重要な課題を論議して貰いたい、したいものです