自分にも照らし合わせて よく考えなければならないけれど
ゴルフを科学的に、物理学や力学で考えてみる
理論的に考えてみる
でも ゴルフに夢中になったり 好きでたまらなくなったり
自分が上達したり していくと 自分成功や体験が色濃く
そのセオリーや理論に反映してしまい
結局のところ 「都市伝説」 のようになってしまう

例えば よく雑誌なんかに出て来る ☆★☆教授
始めのうちは 科学的に考えていたけれど
自分が上手になってくるに従って 自分が上手くなった(スコア上)
訳だから 自分の行った方法 改善が正しくて 科学的なんだ
と思いたくなってしまう… 人間としては すご〜く自然だけれど
ゴルフの魔力は そんなところにも出て来る訳だ

科学が進み コンピューターの解析などが飛躍的に発展しても
何十年も前に作られた ゴルフクラブの基本構造やアドレスなどは
殆んど変わっていない
ルールも制定されていない頃に 試行錯誤 トライ&エラーに
生み出された 実体験の中で生まれたモノって
 ある意味 絶対的 なのかもしれない
それを 科学が後追い しているだけなのだろう…




 では グリップのお話・・・
オーバーラッピング インターロッキング ベースボール 
インターメッシュ…
グリップには 幾つか種類があるけれど
絶対的な共通点が幾つかあって
その共通点はクラブ使いのポイントと言って良いと思う

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まずは グリップは左右微妙に重なっている

ことに使い方のヒントがあるのだと思う

もしも 左手を支点にして
右手(利き手)をエンジンに
シャフトを回す
シャフトを縦もしくは横に動かす
のであるとすれば
グリップが 上下(写真で言う)に重なっている
左手の親指/人指し指 と 右手の小指/薬指
が重なっていない方が
左手を支点にして シャフト/クラブを
回し易い と思う

しかし 古今東西 どの種類のグリップでも
一番少ない重なりのベースボールでも
左の親指と右の小指は重なる

近年は 重なっているけれど
何とか ヘッドを回す シャフトを回す
支点運動が主流になっているので
グリップが 上下に長いグリップが増えてきている

個人的には 上下に長い 最近主流のグリップは
非常に 目に「汚く」見える
なんとなく 下品に見える
精悍な感じがせず だらしなく見えてしまう

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このグリップの重なりの意味
これをちゃんと理解すること
 これだけで パターやアプローチなどの
ヘッドスピードで打撃を解決してしまわない
ショットの成功率は飛躍的にあがる

距離感は別として
ショットの是非は この「重なり」にあると言っても
過言ではない

ゴルフクラブの握り をよく見ると
基本的に 握っているのは左手主体だ
それも 左手の 小指 薬指 中指 この3本で
支える 握る というのを司っている

それ以外は 立体的に働く 遊びや揺らぎ
ブレなど対する センサーで有り 補足補助 と
見ても良いだろう

 その支える 握る 左手に対し
それに すこし 重なった 右手の大きな役割は
クラブを握る左手を クラブの移動するベクトル

 →注意:クラブそのモノを動かすのではなく
  クラブを持っている体を スライドや向きの変更で
  動かす と言う意味合い

体のスライド(シフト)や向きの変更で
共に 移動する ゴルフクラブ
しかし ゴルフクラブ単体は 横方向には
決して 自発的には動かない  
    *特に右から左への動きはゴルフクラブは苦手だ
いや 逆に動きたがらないので
その場に残ろうとする 体から外れようとする
スピードを加えれば クラブの重さが増し
遅れれば ロフトが開き 重心位置が更に右にズレ
更に重くなる 重くなると クラブに更に遠心力が働き
クラブが自分から離れていこう とするから
更に重くなる   重くなるスパイラルにハマってしまう


それを補うのが 利き腕 利き腕の肘 の役割で
利き腕の肘が曲がり それを 伸ばしていく
俗に言う 「利き腕のリリースの動き」 を使って
クラブを持っている 左手をクラブごと その動きに沿って
押してあげる  その行為によって クラブが自分の体から外れない様に
補足してあげる  結果としては 腕は動かしていない様に見えるけれど
体の動きだけクラブを動かしているように見えるけれど
腕の 利き腕の 非常に重要な役割だと思う

シャフトを クラブを スライドさせる動き になるのだが
これは ロフトの変化の抑制 ヘッドの高低移動の抑制
そして 体の向き 移動に同期 同調 する補足により
より 大きな筋肉を主エンジンに クラブを移動させ
安定度を増す  言葉で表すと複雑に絡み合って関係を
グリップの関係を と言う 一つの基本動作で処理している訳だ