ゴルフスウィングには前傾姿勢は不可欠
★理由が分らない人は ブログを始めから読んでみてね
そして しつこく説明するけれど
シフト スライドをベースとして その延長線上に
体の向きの変更がある

これらをまとめると
体はクルリと向きを変え 回転している
そう見えるよね 当然

でも 良く考えて見て
先に300gも付いた 1mの棒を持ってるんだよ鼓笛隊 モデルケース-115フレームショット
脚を一歩も踏み出さず その場で
右から左にスライドしたら どうなるんだろう…
股関節から上 骨盤を右に向けた姿勢から
スタートし 左にスライドしたら
その 重さの付いた棒は どんな働きをするんだろう

持っている人が その棒を離さないで
その場にいたら スライドしただけしたつもり
右から左に横スライドした「だけで 体は回されちゃうよね
向きの変更 させられちゃうでしょ

 だって クラブは 振り子 だもん

振り子のように 動かさなくても
振り子になるのは クラブが振り子の機能(先端が重い)を
持っているからで
意図的に振り子のように動かさなくても
良いように 出来ているんだよね (まるで早口言葉だ)

振り子って 振り子のように動かすと どうなるの?

  答え:振り子じゃなくなっちゃうんだよね


なんだか 分り難いかも知れないけれど
多くのアマチュアの アプローチやパッティングストロークを
みていると その視覚的な錯覚を
そのまま 実践しようとしていると思う

縦の振り子 も
体が前傾している中での動きだから
結果として クラブヘッドは
上にあがり 下に下がり
ボールを打った後 また 上に上がっていくんだよね

でも それの基本は前傾姿勢で
放っておくと働く 縦の振り子運動を促す必要は
前傾姿勢のみ で 運動中には何もしなくていいんだよね

  それが 振り子そのもの でしょ

先端を 打ち手が振らなくていいように
自動的に 振られるように 重さが付いているんだよね

    分 る 〜 ?

20090801 2009_08_30_23_19_09-648フレームショットBlogPaint鼓笛隊 モデルケース-158フレームショット

僕はクラブのこの構造が 振り子目的で作られているとは
考えてはいないのだけれど 実際その機能が有るんだから
使わない手はないと思う
棒の先に重さが有るのは 単に重さ効果 重心ギャップ効果を上げる為と
低い所にあるモノを打つのに 楽な姿勢を作る為で
振り子 の為(最優先)にこの構造になっているとは思い難い




ボールを打つ前後が 円弧になるのは
前傾姿勢が存在する上で クラブが振り子であるからで
打つ人が振り子に動かさなくても良いようになっているからで
それを振り子に動かしたら 意味が無くなっちゃうじゃない?!
結果的に 高低 上下に 振り子になるから
意図的に 振り子に動かしたら クラブは重くなるし
時間は余計に掛かるし 不可抗力は複雑になるし
絶対にボールの手前側/右側が一番外へも 下へも膨らんじゃうし
そうなったら パターで有れば 上がり際で打つ事になるよ

オーバースピン オーバースピン なんて言うけれど
ボールが地面を転がっていく限りは 絶対にオーバースピンは
どんな打ち方をしても掛かるし それを意図的に掛けることではないよ

それより 振り子に振って 上がり際でインパクトしたら
ボールは絶対に パターヘッドの「歯」「リーディングエッジ」で
打つ事になってしまう
フェース面で打ってよ
フェース面で打つように 出来てるんだから…

 パッティングストロークだって 前傾姿勢はあって
動かすモノが 振り子だから スライドさせて 使ってあげても
結果 上下 高低に 振り子作用で動くでしょ
 振り子みたいに見える でしょ
ただ それだけ。




注:パターでの 良い転がり 良いオーバースピン とは
ボールの外周 約13.5センチ
ボールの地面上の移動が 1周スピンする間に その外周以上
移動することを指して
135センチ 打つのに 10回転するか 7回転で済むか
そう言う意味合いで 意図的にオーバースピンを増やす意味ではない