重要な問題であるのに あまり論議される事はありません
何となく 記事上で 書いたような記憶があるのですが
重要ですが あまりに基礎的な事で 書いた気になっているのかもしれません
車でいうところ
ハンドル(操舵輪)とアクセル(エンジン)の関係です。
ハンドルが無ければ 前 に進めません
アクセルを踏んで 力強くタイヤが回転しても
それが ある方向にエネルギー変換されないと
自分の思った 希望する方向へと 進むことは出来ません。
かと言って ハンドルだけでは まったく動く事も出来ません。
どちらも不可欠な関係で
間接的には ハンドルも前に進む道具のひとつ であるとも言えます
ボールを遠くに飛ばす 主たるエンジンは
ヘッド重量 とスピードの掛け算 によって 作られます
しかし スピードを水平方向 …重力と逆らう方に動かす事で
得ようとすれば 重量とスピードは相反する関係になってしまいます
クラブヘッドは 2m以上の高さから 落ちて来る / 降りてきます
その高さから落ちてくれば (空気抵抗等 ロスは 無視して)
自動的に ヘッドスピードでいうところの 約★ms は
まったく 筋力 労力を使わず 得ることが出来るのです
このスピードには その対象となる物体の重量は関係有りません。
重いからと言って 速く落ちるわけでも 軽いからと言って 速く落ちる訳でもありません
ただ その対象物を持つのは 人間ですから 重い方が落す易い とも言えます
ヘッド重量が加速の障害にならず ヘッド重量が有るほど
重量 × スピード
は簡単になる筈 です。
し・か・し
このままでは ボールは地面に埋まってしまいます
ハンドルと 同じ働きです
回転するタイヤの運動を 如何に 進行方向に変換するか
重力に対し 働く 縦のスピード(運動エネルギー)と質量(位置エネルギー)
を 水平方向に変換するのが 骨盤の向きの変更の役割 です
あと の残り は 普通に体の向きを変更するだけで 得られます
体の向きを変更するのが目的ですから その動きだけで
一番 遠くにある 運動エネルギーの高い クラブヘッドは十分なのです
多くの人 イエ 殆んどの人が
水平方向に動く 体や腕 クラブのスピードが
ボールの飛ぶ 主たるエネルギー だと思っていますが
その 考えが ゴルフスウィングをゴルフスウィングで無くし
ゴルフクラブの基本機能を無視した使い方へと導いてしまうのです
長い棒の先にあるヘッド、重量を無視し
水平方向にスピードを上げ 動いてしまえば しまうほど
自然な 慣性の法則が働き 長い棒の先にある重量は
より そこに留まろう とする力が強くなります。
しかも ゴルフクラブは構造上 左から右への移動には弱く
どうしても ロフトが開き 更にクラブを重く 長くしてしまいます。
そうなれば クラブやクラブヘッドの落下方向は
想定よりも 右 遅れる方向に右になりますから
結果として 腕を動かして クラブを振らなければ
ボールは打てなくなるのです。
ボールを飛ばす為に体を素早く回す
その行為が結果として 手打ちを必要とすることになると
誰も考えない訳ですね。
コメント
コメント一覧 (7)
これをやると骨盤の動きとクラブが同調するし、腰の開きも防げるような気がします。
ここがキモのような気がしてきました。
アプローチ程度の動きから練習中です。ほんの少しつかめてきた気がします。
このグリップを送る動きって、結局は刷毛塗りですよね。
骨盤を十分に回したまま刷毛塗りする感じですかね。
そして その動きは 腕が全く動いていない様に
み え る の で す。
いい事あります! ホントのことは内緒ね…
飛ばしのもとは、位置(重力)エネルギーだけでなく、体重移動・向きの変更も関与しているんですね。
では、とりあえず位置(重力)エネルギーを使わずに、体重移動と向きの変更だけで練習してみます。
ありがとうございます。
もうひとつ質問です。
トップから切り返すときに、グリップを右肩から左腰に移動させますよね。
この動きはアプローチ程度の動き、つまり体重移動と向きの変更だけの動きのときにも意識したほうがいいですか?
つまり、切り返しのときに右腰から左腰に動かした方がいいですか?
よろしくお願いします。