2010年のニューモデル
通常は 今月末のアメリカでのPGAショー160_56949
を皮きりに 2月末の日本のゴルフフェアで発表され
3月に受注配送 4月から本格的に販売がはじまる
これが 5年前 10年前の ゴルフクラブの営業展開だった

めーかーによっては  秋のモデルとして 10月にもニューモデルが展開されていた、 そんな良い時代もあった

ところが 某大手メーカーが始めた 在庫処理の方法

    マークダウン

これが始まって以来 クラブメーカーの展開は変わってしまった
初めて この言葉を聞いた人の為に 簡単に説明しておくと
スーパーのタイムセール 5時位から始まる安売りセールと同じで
傷んでしまって廃棄するのを避けるため 半額なりの値段で
在庫処理して貰う。
初めて タイムセールが行われた頃は 無駄な在庫や廃棄がなくなり
売り上げも伸びるけれど 買う側の人が ある一定の時間になれば
安くなるのを知ってしまえば 正価で買おうとはしない…

まして どこのスーパーでもやっていれば
マークダウン/タイムセールは辞められなくなるし
数は売れても 売り上げは落ちて来る…

そうなれば マークダウンの金額を元に
利益計算 原価(コスト)計算せざる負えない
 という 当たり前の負の連鎖になってしまう…

ゴルフクラブの場合
ニューモデルの発売が決定し その発売の2か月前から
マークダウンが行われる
ニューモデルが出るから 在庫一掃のため マークダウンするのに
売り上げがそこに集中してしまうので
割引販売した分 売り上げが落ち
かと言って 今更 マークダウンしなければ 売れない…
昨今では ニューモデルも出ないのに マークダウンは行われる始末。

マークダウンしないと売れない
マークダウンするから 次のモデルが必要になる
売り上げが落ちてしまうから 開発費が捻出出来ない…
という 典型的なパターン にハマってしまっている。

2010年の各メーカーの春のニューモデルは
 2009年の10月の時点で出揃い
  2010年を待たずして 多くのメーカーはマークダウンを始めてしまった…

まだ 次のモデルの発売準備は整っていない

ゴルフメーカーは副業として運営されている事が多いので
 ゴルフ部門の売り上げや利益 コスト管理は 本体よりも厳しい
 母体が経済的体力があれば この過当競争に生き残れるが
 中途に大きい会社は岐路に立たされている。