休みの少ない僕にとって お正月とお盆は数少ない子供達に触れる機会です。

今 大きなスーパーやショッピングモールには
決まって 子供の為のゲームセンターがあります。
親が買い物をする間の時間潰し としては絶好なのかもしれませんが 僕個人にとっては 子供たちがゲームセンターで遊んでいる姿は非常に違和感があります。
僕らの世代では小学生・中学生で 親なしで
ゲームセンターに入る…
勿論 微妙に 不良な僕は体験しましたが
大手を振って と言う訳ではありません。
親が小銭を渡して すこし時間つぶし させる為になら
解かるんですが 多くの親が 同じゲーセンの中で
大人用のコインゲームをしている…

子供と一緒に遊園地に行きました。
さほど 混雑はしていませんでしたが
待ち時間に 子供が携帯ゲームをしている…
遊園地に ゲームを持ってきて どうするんでしょう…

我が家は 子供携帯電話 携帯ゲームは 存在しません。 一般のテレビも一切見せません。
下の子に自閉が有る為 家内は携帯電話をもっていますが 出掛けない僕には勿論ありません。
子供に携帯電話を持たせる
便利だそうです。   何が でしょうか
何か合った時に   だそうですが
 家庭では 自宅では 体験出来ない 色々な事
  他の人との交わり などを学ぶ為 学校に行くのです。

子供です
何か合った時に 後先も考えないでしょうし
自分の感情も上手にコントロール出来ないでしょう
喧嘩もします 突き飛ばされもするし 突き飛ばす事や
殴ってしまう事も 起こるかもしれません
それを 自分たちで考え 解決とは行かないまでも
対処していく事で 社会性を身に付けていくのだと思います。
ある意味 それは子供にとっての神聖な領域で
大人は不可侵 なのだと 僕は教わってきました。

 幼稚園や保育園を卒園し 小学校に行くのは
当然 トラブルの実践場へ行くのと同じです。
親として 自分の子供が辛い 悲しい 想いをするのは
心苦しいとは思いますが それを体験しに
ワザワザ 学校に行っているのです。
学校は 職業訓練所では無い筈(勿論 その側面もありますが あくまでも付随的な要素です)

子供が夕方や夜に行動することが多いから携帯電話は必要、と言いますが 誘拐等のトラブルが恐ろしいのなら そんな時間は出さないか 送り迎えすれば良いし
昨今 子供にイタズラする人間は携帯とかに詳しいでしょうから 持っていても 多分 ナンの意味もなさないと思います。

夜遅く 一人で子供が歩いています
夜に コンビニに行くと 子供が買い物しています。
深夜に ゲーセン ビデオ屋にも 親と一緒ですが
 小学校低学年の子供が沢山います。
週末や夏休み等であれば 理解出来ますが
 普通の平日でも 9〜10時当たり前
  12時過ぎに見掛ける事も少なく有りません。

平日の昼間 ファーストフードやファミリーレストランは
お母さんの会議場… 小さな子供は携帯ゲームを持たされています。 
 それでも長い時間はもちません。
 走ったり 大声を出すと 叱られるのです
2時間もそこにいるのは 未就学児には拷問でしょう。

でも そんな非常に身近にある 日常が
一番 世の中を反映してしまう様な気がします。

世の中が悪い
社会が悪い
学校が悪い
 と「受身にならず」
世の中を変えよう
社会を変えよう
学校を変えよう
 と言う前に
まずは 「自分が変わること」 から始めないと
 一歩も前に進めないのではないでしょうか


大正生まれの父(健在です)
そして昭和一桁の母に育てられ
実家が商売をしている関係からか 僕の考えが古く
もう時代遅れなのかもしれません。
 もう 僕の考えている「当たり前」が間違っている
    のかもしれません。