お店にお邪魔したときに、店長が両腕を上に上げて、下に下ろすのを見せてくれたとき、ドラムの動きだと連想し、そこから理解ができるようになりました。

私は学生時代、ドラムをたたいていたことがありました。
トランペットの森田さんなんかは先輩にあたります。(面識はありませんが・・)

左手の持ち方は親指と人差し指でスティックをはさみ、薬指を視点にして握る方法も
クラシカルの世界や、マーチングバンドなどでは行なわれていますが、
これとて,大きな音を出すときには肘を支点にして頭の高さくらいにあげて、
手首を回しながら親指でしっかりと押えた状態で皮をたたく。
右手も人差し指と親指でスティックをはさみ、肘を支点にして振り下ろしながら、残り3本の指で握って押えた状態で皮をたたく。・・これが一つ打ちの基本です。

ついでに二つ打ちは、左右2回づつ皮をたたくのですが、
一つ目でスティックを押えずに弾ませて、2回目で押える。それを繰り返し
細かくしていくとロール打ち(トレモロ)になります。
「宝くじ当選発表・・じゃジャーん ザー・・・・」という小さな音から大きな音へロールうちをするとき
を考えれば分かるのですが、手首の動きでスティックを2度(3度のこともある)づつ皮に弾ませ
るのですが、音をだんだん上げていくときには、肘を支点にした腕の動きが必要になってきます。
ドラム~1
◎腕の力で振らない
 ・・・私の感覚では、スティックの重さを使うために肘を支点にした余計な力を入れない上下運動
   (シャープな音を出すためには、手首を利かすこともあると思います)

◎連打は肘を動かさない
 <このときも腕の筋力は使っていないと思います。
使ってしまったらリズム良く、速く細かく叩くことはできないと思います。>
 ・・・一つ打ちの早い打ち方。筋力を使うとすぐに疲れてきて長続きしないと思います。
 ティンパニ奏者の演奏法はまさに腕の動きが見えないくらい安定しています。

◎音の強弱はバチの高さ
 <ここ一発の大きい音は全身の筋肉を使っていますかね?>
 ・・・フリージャズの世界などでは、時々スティックをすごく振り上げることもあります。

◎バチの先端と拳の位置関係
 <拳よりバチの先端の方が動きとして遅れています。 
   まさに「刷毛塗り」です。>
 ・・・はけ塗りの感覚もまさにこのとおり、あてはまります。

◎★太鼓の打面の傾き
 <太鼓の打面は水平ではなく、奏者側に傾いています。
  (ドラムもそうですよね)。>
 ・・・基本はそうだと思いますが、マーチングバンドでは、腰にドラムを取り付けますので
 こういう形にはなりません。右足側が低くなるようになっていると思います。
   私は、左手のてのひらが上を向いた形の握り方はこれに対応したものではないかと 考えています。

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