最近 あまり使っていないけれど 鼓笛隊打法 って名称がありましたよね
あれって 太鼓 鼓笛隊 という意味合いではなく アンデルセンか グリム童話の中で 病気?のお爺さんの代わりに 夜中におもちゃが働く
 それに引っかけ 自分ではなく ゴルフクラブ というおもちゃが
働く、 ボールを打つ という意味合い から 始まったのです。


 ある夜 お客様と「亜美さん」の動画を見ていました
すると その方が 
  「アレ〜 ドラムってどう叩くんだ?」って言い始めたのです
ドラム~1


ドラムや太鼓を叩いた事、本格的に叩いた事のない我々にとって
ドラムを叩くイメージは

   スナップを使って スティックを上下に振る

ところが 画面のドラマー(屋敷豪太氏)は
 いつも スティックを上に向け ゲンコツも小指が低いまま…
  決して スナップし 親指がドラムの打面を指す事は無いんです。

http://www.youtube.com/watch?v=7xHNQvzqCDQ

一見すると 手首のスナップで動かしているように見えますが
 良く考えると そんな小さな筋肉で 5分も安定して叩く事は不可能だし
  細かいリズムは訓練しても不可能に思えるんです。


 そこで 別なお客様に それを見て貰うと
  偶然にも その方は 「和太鼓」歴 10年
     という事で その方のレポートをご紹介します


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先日のコメントで、
【ドラムのスティック扱いがクラブの縦の動きのヒント】が話題になりましたが、
個人的にものすごく感動させていただきました。ありがとうございます。
その感動を再確認する意味で、私なりのレポートを提出させていただきます。

実は私、趣味?というわけでもないのですが、和太鼓を少々やっています。
なんだかんだいって、早いもので17年ほど経ちます。
地元の業界仲間とチームを組んで、毎年コンクールに出場しています。

ハミングバードさんにお世話になって、もうかれこれ経つのですが、
お恥ずかしい話、先日のコメントを拝見するまで、
太鼓とゴルフの接点など、これっぽっちも考えたことはありませんでした。
(練習の合間にバチでゴルフの素振りをすることはありますが・・・)

でも今回、店長さんに「ドラムのスティック扱いがクラブの縦の扱いと同じだ。」
のお話を聞いて、
自分の頭の中の全く別々の二つの領域が「ガッチャーン」と重なってしまったのです。

ちょっと こじつけた感じになるかもしれませんが・・・・以下、私の雑感です。

http://www.youtube.com/watch?v=iSQu9nEeJ-w

◎腕の力で振らない
 太鼓のバチはせいぜい30〜40センチとゴルフクラブと比べて極端に短いです。
しかも材質は「木」(ホウ、ヒノキ、カシ等)なので撓りません。
であれば、体(特に腕)の筋肉を使って力いっぱい叩いた方が大きな音が出るのでは、
と思いがちですが、左右のバチで交互に連続で叩く となるとそうはいきません。
おそらくどんな力自慢の人でも数分叩き続けるのは至難の業だと思います。
楽器の演奏としてある一定時間を叩き続けるには、
腕の重さやバチの重さを上手に使う方法が一番楽だと思います。
ゴルフクラブと同じです。


◎連打は肘を動かさない
 速い連打は和太鼓でもカッコいい技のひとつです。
一定のリズムで速く細かく叩くには、肘の位置はできるだけ一定にして、
バチの重さ、太鼓の皮の反発具合を感じ取り、
手首のスナップ(コック?)をシンクロさせるときれいに打つことができます。
バチの握り加減も強くては手首の動きを邪魔してしまいますし、
ゆるすぎても太鼓の反発力を生かせず、いい音も出ません。
このときも腕の筋力は使っていないと思います。
使ってしまったらリズム良く、速く細かく叩くことはできないと思います。


◎音の強弱はバチの高さ
 音の強弱(大小)もほとんど筋力の出番はありません。
大きい音ほどバチを大きく(高く)振り上げて落とすイメージです。
つまり位置エネルギーで叩く強さをコントロールします。
(でもまあ、あるレベルを超えたもの凄い、
ここ一発の大きい音は全身の筋肉を使っていますかね?)

ドラムショット



◎バチの先端と拳の位置関係
 拳よりバチの先端の方が動きとして遅れています。
連打などでは、リズムにもよりますが半ストローク近く遅れることもあります。
一緒に動かしたらまったくリズムが取れません。

まさに「刷毛塗り」です。

(おまけ):ドラムや太鼓の連打の映像を見て、
凄く速く動いているように見えますが、
実は見た目ほど速く動かしていません。
バチ先と拳のずれの動きの連続性が
実際より速く動いて見えるのではないかと以前から思っていました。


◎★太鼓の打面の傾き
これは今回教えてもらった事なのですが、
太鼓の打面は水平ではなく、奏者側に傾いています。
(ドラムもそうですよね)。
叩く動作において手首は常に柔軟に使われますが、
意識して手首の角度(ディッシュアングル)をコントロールしていません。
バチの重さと太鼓の反発感で自然に動かされているような感じです。
どちらかというと角度を一定にしているような意識です。
また、親指側が伸びきった状態になることは、まずない と思います。
伸びきる前に太鼓に当たっているのでしょうか?
もし手首が伸びきってしまったら、
おそらく連続した素早いリズムは叩けなくなるでしょう。
(やったことありませんが、今度やってみます)

 ここで登場するのが正義の味方 「太鼓打面の傾き」です。
この傾きが手首の伸びきるのを抑えて、
ディッシュアングルを維持してくれているのではないでしょうか。
はい、そうです。
この打面傾きこそゴルフの「前傾姿勢」ですね。
(教えていただいて本当にありがとうございます)