数年前までは 硬いシャフトが諸悪の根源 って思っていた

しかし 今では 軽いヘッド が全ての壊す と思っている

今年に入り 悶絶クラブ かた「新悶絶」クラブに移行し始めた

従来は パーツメーカーが作っているそのままのヘッドを使っていたのだけれど

この「新悶絶」になって 特注の重量のヘッドを使い始めた


最近のメーカーは アイアンが軽量スチール全盛になった為か

 ドライバーに高反発のルールは出来たせいなのか 定かでないが

アイアンヘッドだけに限らず ドライバーやフェアウェイウッドのヘッドまで

軽くなってきている。  10年前は45インチのクラブの「当たり前」は

195〜198gのヘッド重量だったのが 今や190gを切る勢いである。


ツアーADやランバックスなど 先端を安い繊維で量で補強する方法が

主流になったせいで 固定観念にとらわれ易い日本人は

スウィングウエイトを「自分は幾つ」と決めてしまうので

ヘッドを軽量化していくことになる。  作るサイドからすると

ヘッドを軽くしてくれると シャフトの強度/剛性が落せるので

大幅なコスト削減につながるし ヘッド/シャフト/グリップ と

軽量化出来 高齢者を狙った路線も宣伝し易い。


僕自身は ハードな若者向け ツアーステージ よりも

 高額 高齢者向けの マジェスティ の方が酷い と思っている


確かに 硬いシャフトには 弊害が多い

 30年以上 ゴルフを苦しめる原因 しかも最後まで原因は

人間サイドにあると思わせやすい所があるが

最近では ヘッドの重い&硬いシャフト よりも

ヘッドの軽い&硬くないシャフト の方が弊害が多いと思っている。


具体的に言えば   スウィングウエイト D4 の Sシャフトよりも
 スウィングウエイト  C7 の Rシャフト の方が
  運動性としては 硬い? → 動かない と思っている

軽いヘッド重量は ヘッドの重心位置効果やモーメント効果も
希薄にしてしまうし 第一距離を生む破壊力を失ってしまう。

 破壊力は  ヘッド重量 × ヘッドスピードの二乗 の1/2 だから
  ヘッド重量が下がった分 ヘッドスピードが上がれば良いけれど
   10g下がっても ヘッドスピードは 1ms 変わるか どうかだ
    ヘッドスピードを画期的に上げるには 50g以上減量しなければ
     ならないけれど それでは 総体的な破壊力は失う。
  
    実験してみれば 分るけれど
   通常 200gのヘッドが付いている45インチのドライバー
  ヘッドを外して シャフトだけ振っても 60msにはならない
 重量が無いと ヘッドスピードを上げても 先端部がボールに
コンタクトするか どうか 色々な軌道を通り易くなってしまうので
思っているほど スピードを上げることは出来ない のだ
ヘッド重量を 200gで40ms  10gで80ms としよう
 仮に ヘッドスピードが倍になったとしよう

計算してみて欲しい

    200 × 40 × 40 ÷ 2    =160000

     10 × 80 × 80 ÷ 2    =32000

桁が違う これが破壊力の実体である

  ヘッド重量が 50g で ヘッドスピードが倍になって
   初めて = 同じになるのだ。
    50gの物体を 倍のスピードで ボールに当てる自信有ります?

 この速度で いつも同じように 同じロフトで 当てる自信有ります?

ヘッド重量が 1/4になったら 倍のスピード 出せると思います?

    100 × 57 × 57 ÷ 2   = 168200

ヘッド重量を半分にして 50%増しのヘッドスピードになると思います?


こっちの方が 現実的では

 ヘッド重量 300g ×  ヘッドスピード 33ms   =163350
       320g            32ms   =163840
       250g            36ms   =162000




もうあきらめなさい ヘッドスピードの頼るのは

      絶対に ヘッド重量の方が強いのだから